用があって神戸にきたのだが昼飯に息子とラーメンを食べるのにやってきた。
公式サイトにて基本情報を頭に入れてきたが、「秘伝の熟成追い焚き製法による
泡系豚骨スープ」が最大の特徴のお店だ。
いつも行列が凄いらしいがこの日は悪天候だったからか休日のお昼時なのに全く待つことなくすんなり入れた。
最初に出迎えてくれるのは自動券売機で息子はチャーシュー麺、自分はデフォルトのラーメンの食券を購入した。
2人なのでテーブル席に案内されたが想像していたよりタイトな店内で客層は明らかに若い人が多い。
替え玉っていうかこのお店では替え麺と言うらしいがこれが無料なのはかなりの求心力がありそうだ。
入店時は半分くらいだった客の入りもだんだん満席に近づいてきて、たまたま入ったのが絶妙のタイミングだったようだ。
息子が注文した風神とんこつ咲き乱れチャーシュー1170円。
店内を見渡すとこれを食べているヒトが多かったので名物なのかもしれないがさすがにオッサンにはキツイ(笑)
そして自分が注文した麺道 しゅはり 六甲道本店の博多風神とんこつ890円。
確かに思い切り泡系とんこつというのがよくわかる。
麺は博多とんこつ系にしては珍しくやや太めで食感は独特で敢えていうとゴムっぽい。
こんな麺は個人的に初めて食べたがこれもここのラーメンの個性になっているのだろう。
チャーシュー麺のチャーシューとデフォルトで入っているチャーシューはちょっと違うようだがそれでも満足度は高い。
最初にあった泡は途中でなくなるのだが全体にラフな感じのラーメンでこういうのが好きなヒトにはたまらんタイプだろう。
かなりヘヴィーでコッテリしているので若い人に好まれるのはよくわかる。
ラフではあるが雑ではないのでかなり良い線を狙っていると思うが、こういうラーメンにはなかなか出会えるもんじゃない。
さすがにスープまで完食とはならなかったがオリジナリティの塊のような一杯で評価が高いのも頷ける。
自分はしなかったが息子は余裕で替え麺していた。
この魔力にハマると忘れた頃にまた食べたくなりそうな依存性すら感じさせてくれた麺道 しゅはり 六甲道本店の博多風神とんこつだった。