公式サイトにて確認して開店前にやってきた。
京都の本店がある麺屋優光というラーメン屋さんの支店になるようだ。
三川町の屋台横丁に入店してくれたのでここが本来のラーメン長屋に戻っていくようで個人的には嬉しい。
メニューは貝ダシ醤油の淡竹、スタンダード醤油スープの真竹、濃厚醤油スープの黒竹と数量限定の塩ラーメンの4本柱だ。
これが一番人気とメニューにあったのでこれにしてみたが広島で1500円という値付けはなかなか強気に感じられる。
麺は自家製らしく一風変わった食感でこれは面白い。
スープは貝ダシ醤油というが貝の主張はかなり弱くトータルとして今まで味わったことがないというようなタイプではなく何も知らなければ懐かしいような優しい味わいだ。
スペシャルにしたのでトッピングは全部のせなようで煮玉子に長いメンマ、そして何種類ものチャーシューが惜しげもなく投入されている。
ごっついタイプと低温調理されたチャーシューのコラボはなかなかに面白くて食べ飽きない。
特にレアチャーシューはスープで温めながらその味わいの変化を楽しむことができるのはまじで嬉しい。
最近はこの手の貝の入った淡麗系ラーメンは広島でも珍しくないので全体としてどこかしら既視感を覚えないでもない。
とにかくよくデキているとは思うがこのラーメンならではの個性というか押しの要素は残念ながらあまり感じられない。
良く言えば万人向け、悪く言えばオリジナリティに乏しく二三番煎じに思えるがけっこう高いラーメンがここ広島でどう評価されるか興味がある。
なんとか完食したが最終的にはやや食べ飽きてしまってこのラーメンに関してはそれほど求心力を覚えない。
