純正のLN3から激安LN0バッテリーに交換して順調に走っていたのだがある時、ある時セルモーターの勢いが極端に重いと感じることがあった。
最初は気のせいかと思っていたがそれから数回、明らかにセルモーターの回転が弱くどうにかこうにかやっとエンジンがかかったような状態に遭遇することになった。
それも数日クルマに乗らなかった朝一とかじゃなく、30分くらい走ってクルマを10分くらい駐めた後に頻発するのを不思議に思った。
そこで自分なりに調べてみたらGRヤリスがアイドリングストップ仕様なので充電もそれに対応した「充電制御車」だということがわかった。
充電制御車とは簡単に言えば急速充電をする車でなのでそれに対応したバッテリーが必要になる。
現状だと充電制御車なのに純正より容量小型化した通常バッテリーを搭載しているので急速充電に対応できていないから十分な充電ができないことになり、この先近々バッテリー上がりを起こすのは必然となってくるので充電制御対応バッテリーに再交換を思い立った。
自分の場合はバッテリーの軽量化が目的であってアイドリングストップは使わない(使えない)ので充電制御車対応であればアイドリングストップ対応でないバッテリーでも良いことになる。
その条件で選んだのが古河電池(FB) 340 LN0という日本製のバッテリー。
値段は1万円少々だ。
まずはメモリーキーパー USBでクルマの設定やメモリの消失を保存しておくことを最初にやっておかないといけないのでさっそく実行。
電源はよくあるモバイルバッテリーだ。
他にも同様にバッテリーを調べてみたが充電制御対応で容量の一番小さなLN0バッテリーというのは、アイドリングストップに対応しにくいのか、僅か数種類しかないようで選択肢は自ずと限られてしまうようだ。
機械音痴の自分にバッテリー交換なんて出来るはずもなく今回もマモラ氏のお世話になったのだが今回も手際よく作業開始。
凄まじい勢いで作業が行われあれよあれよといううちに新しいバッテリーが搭載されてしまった(笑)
約10分程度でバッテリー交換完了。
自分がやったら1時間くらいかかるどころかショートさせて回路をぶっ壊す可能性すらある。
充電制御ってバッテリーの充電量を監視しつつエンジンにベルトで繋がってる発電機をできるだけ回さないようにし、エンジンブレーキなどのエンジンに負荷がかかっていないときだけ発電機を接続して急速充電するという要は低燃費技術らしいが、それにしてもすごい技術だと感心してしまった。
とにかく色々勉強になった充電制御バッテリーだった。