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ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー

デトロイト市警の型破りな刑事がビバリーヒルズで難事件に挑む、エディ・マーフィ主演の『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズ第4弾。
マーク・モロイが監督、『アクアマン』などのウィル・ビールが脚本、同シリーズ1、2弾に携わったジェリー・ブラッカイマーがプロデューサーに名を連ねる。
ジャッジ・ラインホルド、ジョン・アシュトンら過去作でおなじみの面々も集結し、『50/50 フィフティ・フィフティ』などのジョセフ・ゴードン=レヴィット、『Zola ゾラ』などのテイラー・ペイジ、『インビジブル』などのケヴィン・ベーコンが新たに出演。

高級住宅街ビバリーヒルズで大暴れしながら、数々の難事件を解決してきたデトロイト市警の刑事アクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)。
時がたち、娘(テイラー・ペイジ)の命が脅かされたことを機に、彼は新たな相棒(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)と組んで事件を追い始める。
行く先々で騒動を巻き起こしつつも、アクセルはビリー・ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)やジョン・タガート(ジョン・アシュトン)ら旧友たちの力を借りながら、事件の真相に迫っていく。

懐かしい曲とともに始まるビバリーヒルズコップの久しぶりの最新作。

エディー・マーフィももう63歳で本来なら定年になるような年齢になってしまったが画面からはこんな年齢には見えない。

ただほとんどのアクションシーンを代役に頼っているのは仕方なかろう。

一作目はずっと昔にテレビで観たような気がするが内容は全く覚えていない(笑)

だから今回のシリーズ3作目はとても新鮮な気持ちで観る事が出来たがさすがに劇中かかる印象的な音楽だけはよく覚えていた。

今回のビバリーヒルズコップは単なるアクションものというだけではなく父娘愛みたいなのがテーマになっているようで、アメリカのヒット映画のど定番みたいな展開だ。

その分、目新しさはあまりなくストーリー的にはとても単純だ。

と言うよりストーリーなんて適当でそこら辺は重視していないと言うか細かい事は考えずシンプルにアクションを楽しむのが正解だろう。

以前の作品からそうだが主演のエディー・マーフィのギャグが日本人にはわからないものが多くあり面白さを半減させている。

終盤のカーアクションはCG全盛の現代にあっては体を張ってやっているようでなかなかに新鮮だし迫力もある。

銃撃戦もたっぷりとあってまさにハリウッド映画の王道のような作品だ。

悪役も憎たらしく存在感も抜群だが全体に薄味で淡泊な印象は否めない。

エディー・マーフィは頑張っているがやはり年齢的にはこのキャラクターはそろそろムリがあるんじゃないかと感じたビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリーだった。