マイアミ市警の破天荒な刑事コンビの活躍を描く『バッドボーイズ』シリーズ第4弾。
バッドボーイズの亡き上司に汚職疑惑がかけられ、上司の無実を証明しようとした二人が追われる身となる。
キャストはシリーズでおなじみのウィル・スミス、マーティン・ローレンス、ジョー・パントリアーノら。
監督は前作と同じくアディル・エル・アルビとビラル・ファラー、製作陣にはシリーズを通して携わってきたジェリー・ブラッカイマー、主演のウィルらが名を連ねる。
マイアミ市警の刑事コンビ、バッドボーイズことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)は、相変わらず毒づき合っていた。
ある日、彼らの亡き上司・ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)が麻薬組織とつながっていたという疑惑が浮上する。
ぬれぎぬを着せられた上司の無実を証明するため、二人は独自に捜査を始めるが、警察と犯罪組織の両方から容疑者として追われる身となってしまう。
ウィル・スミスの大ヒットシリーズバッドボーイズの最新作。
このシリーズは前作を観たがなかなかスカッとするので今回も楽しみにしていた。
って言うかウイル・スミスの映画は大概面白いので好んで観るが例のアカデミー賞の一件以来出演作が少なくなったようで心配していた。
冒頭からエロいシーンは無いがセリフに下ネタ全開でオコチャマ向けの作品でないことは明らかだがキャストは見事に黒人ばかりで、この映画を見る限りアメリカ人の過半数は黒人なんじゃないかと錯覚してしまう。
それに悪役側には黒人が一人もいないもの妙な配慮が感じられ、ハリウッドは当面こんなポリコレな感じが続くのだろう。
ストーリーは相変わらず単純だがその分、アクションシーンはとても凝っていてココがこの作品の見どころなのは間違いない。
よくあるハリウッド映画のように細かい事はあまり気にしない方が作品を楽しめるだろう。
お笑いの部分もかなりあると思われるがアメリカンジョークみたいなのが多くてさすがに1ミリも笑えない(笑)
劇中でクルマのウォッシャー液が可燃性だと話しているがコレは本当かのかわからないが勉強になった。
ラストは華々しくドンパチが始まるがここでも決して期待を裏切らない。
まさかのどデカいワニまで登場して予想以上の銃撃戦は迫力じゅうぶんで見応えがある。
拳銃にカメラがくっつけてあるような映像はあまり見たことが無いがこういった特殊な撮影方法を編み出すのはさすがはハリウッド映画だ。
CMにもなっていたセスナが突っ込んでくるシーンはどうやってるのはかわからないがとにかく凄まじい。
とにかくスカッとできるのだけは保証付きでストレス解消になってくれたバッドボーイズ RIDE OR DIEだった。