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Sweet Home -俺と世界の絶望- シーズン3

韓国の人気俳優ソン・ガンが主演を務めるNetflixオリジナルシリーズ「Sweet Home -俺と世界の絶望-」のシーズン3(全8話)が19日に配信され、ついに完結。襲いかかる怪物との壮絶な戦いが幕を閉じた。

シーズン1(2020年・全10話)では、怪物に姿を変え暴走する人間と、古びたアパート「グリーンホーム」の住民たちが死闘を繰り広げ、シーズン2(23年・全8話)ではグリーンホームを脱出した人々が、外の世界でほかの生存者や感染者たちとの壮絶な争いに巻き込まれた。

感染して怪物化しても自我を持つ〝特殊感染者〟となったヒョンスが、ついに怪物に自身を乗っ取られてしまうという絶望の状況でシーズン2は終了。その続きとなるシーズン3では、特殊感染者、怪物化できる能力を持つ者、そして〝新人類〟となったグリーンホームの住人ウニョク(イ・ドヒョン)が再登場してカオスな状況になっていく。

どうしようか迷ったがラストまで観ることにした(笑)

バケモノと人間のちょうど中間の特殊感染者というのが出てきてコレと人間との戦いになっていくシーズン3。

ここまで来たらこの広げるだけ広げた風呂敷をどうやって回収して終結に向かわせるのかに興味が絞られる。

このシーズン3で全てを終わらせるつもりがあるならそういう方向に向かって行くと思うが多くの韓国ドラマのラストはどうにも中途半端なので期待しすぎない方が良かろう。

途中からバケモノそっちのけで人間同士の争いになると予想したがどうやら外れたようで、結果的にはその中間の特殊感染者同士、或いはそれと人間の戦いになっていくみたいだ。

そんな訳で終盤になるといわゆる普通のバケモノは全然出てこなくなり、特殊感染者が主役になるのだが、コレでちゃんと人間がバケモノになる理由とか解明してキチンと終わるつもりがあるのか不安になってくる。

ドラマが繰り広げられる世界がだんだんと狭くなってきて物語のスケールが小さくなってしまうような感じがするのは自分だけか??

終盤にかけて売りだった怖さもグロさもなくなってしまい、要は尺の為に引っ張りみたいな中だるみが発生して少々見飽きてしまった。

7話辺りで完全に失速して集中出来なくなりリタイアしようかとも思ったが後1話なのでどうにか踏みとどまったが、このシリーズの適正な尺はこの半分くらいだろう。

結局、バケモノになる謎はほぼ解明されないまま、しかもそのバケモノは終盤ほぼ登場せず特殊感染者と言う人間同士の戦いに終始し予想通りつまらなくなってしまった。

ファーストシーズンで堪能させてくれたあのドキドキとワクワク感を返せ!というのが正直な感想だ。

ファイナルシーズンと聞いたのでとにかく頑張って最後まで辿り着いたがバケモノ化の謎とか何の解決もされずガッカリしてしまった。

この終わり方なら更なる続編を作れる筈だが今回のシリーズ3の評判を見ながら決める事になるのだろうが、自分としてはココでキッパリ決別したいと思ってしまった、Sweet Home -俺と世界の絶望- シーズン3だった。