「ワイルド・スピード ICE BREAK」などのF・ゲイリー・グレイ監督が「ジュマンジ」シリーズのケビン・ハートを主演に迎え、飛行中の旅客機から金塊を奪うミッションに挑む窃盗団の奮闘を活写したクライムアクション。
サイラス率いる美術品専門の窃盗団は、オークション会場から覆面アーティストを誘拐して大金を稼ぐことに成功する。
そんな矢先、サイラスの元恋人で現在はインターポールの刑事として彼の逮捕に執念を燃やすアビーが、サイラスにある取引を持ちかける。
その内容は、金儲けのためにテロ組織を支援する男ヨルゲンセンがハッカー組織への報酬として支払う5億ドル相当の金塊を奪う代わりに、これまでサイラス一味が犯した罪を不問にするというものだった。
サイラスたちは綿密な計画を練り上げ、上空1万2000メートルを飛行する旅客機から金塊を奪う作戦に乗り出す。
共演は「クローバーフィールド・パラドックス」のググ・バサ=ロー、「マグニフィセント・セブン」のビンセント・ドノフリオ、「アバター」シリーズのサム・ワーシントン、「レオン」のジャン・レノ。
Netflixで2024年1月12日から配信。
ネットフリックスで配信されたアクション映画。
スタイリッシュな泥棒劇はまるでルパン三世の実写版みたいな感じで基本的にはコミカルな演出だ。
ラスボスのジャン・レノは久しぶりに見たがそれなりに年を取ったなと思ったらもう76歳で驚いたが今でも存在感は抜群だ。
ストーリーは目新しくはないがソレでも理屈なしに楽しく観るにはこういうのもアリなのだろう。
しかしネットフリックスの映画で何時も思うのだが猛烈にカネが掛かっていてこんなのを日常的に観ていたら目が肥えてショボい地上波ドラマなんぞバカらしくなりそうで怖い(笑)
最近のテレビ離れは色々原因もあるだろうがこの手のネット配信が面白すぎて地上波テレビなんぞ比較対象にならなくなってるのも一因だろう。
警察お墨付きのドロボーと言う古典的は内容を目一杯カッコよく魅せてるのがこの作品の本質で、要は細かい事は気にせず、その映像を楽しむのが正解だ。
途中から「ンナアホな!」の連続になってしまうがこういう映画はこんなもんだ(笑)
マンガみたいな展開度はあるが実際、CGがふんだんに使われていて特にジェット機のアクションは迫力があってつい引き込まれてしまった。
予想通り内容はペラペラに薄いがなんだかんだで楽しめたと言うことは面白かったのだろう。
上映時間も1時間45分とサクッと観れるので個人的には嬉しい。
ラストはスカッとさせてくれてけっこう気に入ってしまったリフトだった。