ライアン・レイノルズ演じるデッドプールとヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが共闘を繰り広げるアクション。
世界の命運を左右する、あるミッションをめぐって、鍵を握るウルヴァリンにデッドプールが助けを要請する。
監督を『ナイト ミュージアム』シリーズや『フリー・ガイ』などのショーン・レヴィが務める。
無責任で破天荒なヒーロー、デッドプール(ライアン・レイノルズ)は世界の命運を懸けたあるミッションに挑むことになる。
彼はそのミッションの鍵を握るウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)に助けを求めるが、ウルヴァリンはある理由により戦いから遠ざかっていた。
マーベルがマーベルを批判すると言う凄まじい自虐ギャグから始まるこの作品。
デッドプールもウルヴァリンも知らないのでほぼ予備知識なして観ることにした。
ヒーローもので有名なマーベルも似たような作品ばかりで少々飽きてしまって最近はほとんど観なくなってしまった。
ただこの作品はR指定らしいが、その中で映画歴代1位の快挙を達成して世界的に大ヒットしたのは間違いない。
だからと言うわけではないがちょっと期待してしまったとも事実だ。
デッドプールは最初から特殊メイクしているので誰かわからなかったがライアンレイノルズでそもそもこの作品はデッドプールのパート3だと言うことも後から知った。
さすがR指定だけあってグロいし下ネタバンバン出てくるし普通のマーベル作品とは一線を画しているのはよくわかる。
他の作品のオマージュみたいなシーンがかなりあると思われるがほとんどわからない。
それにアメリカンジョークみたいなセリフも相当あるが意味がよくわからないので笑えない。
基本的にアクションを楽しむ作品のようなのであまり細かい事は考えないのが良さそうだ。
ホンダと提携しているのか日本ではほとんど見なくなったオデッセイ(ボコボコになるが)が出てくるがアメリカではまだ売れているのだろうか??
この作品にかかるBGMはかなり懐かしい(90年代)のが多いがコレはそういう世代をターゲットにしているという事なのだろう。
途中からアベンジャーズみたいになるが世界観は何となくマッドマックスのようで、色々ごちゃまぜになっているこのカオスを楽しむのかも知れないと思うようになった。
終盤にかけてのストーリーはあって無きが如しでただただアクションを楽しむしかないので正直飽きてしまった。
敵役なスキンヘッドの女優さんなのだがスキンヘッドなのに彼女の顔の綺麗さは変わらず、普通の姿はさぞかし美人だろう。
マーベルらしく迫力あるアクションシーンは見応えあるがいかんせん作品にイマイチ入って行けずに退屈になった。
そういう意味ではマーベルマニアにはたまらない作品なのかも知れないがマーベルをよく知らないと意味がわからず面白さは半減する作品とも言える。
どうにか最後に辿り着いたが個人的にはあまり楽しくなかったデッドプール&ウルヴァリンだった。