アメリカ合衆国のコメディアンであるジョン・ベルーシとダン・エイクロイドが主演で、彼らをフロントメンバーとするR&B/ブルースの音楽バンドとしても活動している
アメリカの番組「サタデー・ナイト・ライブ」の人気コーナーをベースに映画化。
生まれ育った孤児院のピンチを救うために、ブルースブラザーズの二人がかつての仲間を集めてバンドを再結成し、奮闘するミュージカル・コメディ。
名作だと聞いていたが観る機会がないままになっていたが最近、ムービープラスチャンネルで放送してくれたので観ることにした。
ブルースブラザーズというユニットは知っていたが曲とかは聞いたことがない。
いきなりぶっ飛んだカーアクションから始まるが、この映画はクルマのスタントの凄さでも有名らしいのでそこら辺も期待している。
今から44年前の作品なので当然ながらCGとか一切使えないし殆どが実写のハズで製作者の気合が感じられる。
当時のクソでかいアメ車の実写ドリフトカーアクションは凄まじく迫力があって確かにクルマ好きに面白いと言わせるだけの事はある。
完全に脇役ではあるが、スターウォーズのレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが出演していたのにはさすがに驚いた。
他にもジェームス・ブラウンやレイ・チャールズはまだしも、あのスティーブン・スピルバーグがちょい役で出てるのは珍しいんじゃなかろうか。
他にもかなり有名人が出演していそうだが顔は見たことあるが名前まではわからない(笑)
そもそもブルースブラザーズってコメディアンらしいがこの映画もドタバタと言うかマンガみたいな展開で確かにお笑い路線だと言うのはよくわかる。
ミュージカル的な要素もありはするがコメディ作品だと不思議とミュージカルがハマるのは知らなかった(笑)
それにこの作品のサウンドトラックは何処かで聞いたことがある曲のオンパレードでそれだけこの作品が偉大だと言う事をよく表している。
ストーリーは至極簡単でわかりやすいのだが、見どころはやはりブルースブラザーズのショーだろうがコレだけで終わっていないから名作と呼ばれる。
ラストの大カーチェイスは確かにイカれてるとしか言いようがないくらいのCGなしでのキレっぷりに笑えるしビビってしまう。
ツッコミ所満載のめちゃくちゃな展開ながらバカバカしくても面白いのでこの作品にどっぷりと浸ってしまった。
お笑いもここ迄徹底すればもはやアートと呼べるものへと昇華してしまうとも言えるブルースブラザーズだった。