らをた広島

食べ歩きブログ

地獄が呼んでいる シーズン2

パク・ジョンジャが復活してから4年(シーズン1から4年)。

彼女は話せる状態ではなかったが新真理会が保護し、政府主導のもと新たなシンボルにしようと計画していた。

シーズン1で赤ん坊を守って怪物に殺されたヨンジェとソヒョン。

赤ん坊だったジェヒョンは反新真理会の組織・ソドの代表ミン・ヘジンとその仲間によって保護され、怪物から生き残った奇跡の少女として観察されていた。

新真理会と対立する矢じりの信者たちは告知を受けた人間が処刑される瞬間に覆い被さって守ることが尊いとカルト宗教化していた。

矢じりは各地でデモを起こし、韓国の治安は最悪の状態だった。

そんな中、なんと怪物たちに殺されたジンス議長が復活。

果たして誰が宗教の時代の新たなるシンボルになるのか?

シーズン1が終わってしまうかなり時間が経ったのでもうスッカリ内容を忘れてしまっていた地獄が呼んでいる。

シーズン2が配信されたので早速観たが記憶が薄れてきて最初は何が何だかわからんようになり思い出すのに必死になった(笑)

徐々に記憶を繋いで理解出来るようになるのに2話ほどかかった。

地獄が呼んでいるのシーズン1は最初はいかにもホラーという展開で虜になったが後半は一気に静かで退屈になり、前後半が違うドラマのようだった。

だがこのシーズン2は前シーズンの反省からか一話の中にちゃんとアクションシーンを入れるようにして飽きないようにしているのは好感がモテる。

ただシーズン2になって全体に新展開のようでそれこそまるで違うドラマのようで、観る順番を間違えてるのかと心配になって確認してしまった(笑)

特に新真理会という新興宗教団体の存在が大きくなっていてここに復活したヒトが匿われているのがおそらくはこのシーズンのキモになると予想される。

登場人物は年月が経ってしまったので忘れていたが弁護士の女性が主役だったのを思い出した。

どうやら地獄とこの世を行き来出来るのが復活者のようで、あのどデカいバケモノの正体もそこら辺にヒントがありそうだ。

この作品でも日本じゃ見られないヒョンデのクルマが登場するがとにかく種類が多くていろんなジャンルのクルマを作っているのがわかる。

中でもカンガルーバー装着のSUVは三菱パジェロにソックリで笑えてしまった。

新真理会と主役の弁護士の所属するソド、そして過激テロ集団の矢じり、そしてコレに政府が絡んだ4つの組織の復活者を巡る闘争へと物語は進んで行く。

地獄の使者と呼ばれるデカいバケモノの正体とか復活者の事など謎だらけでシーズン2になって更に複雑な内容になっているがコレを解決するには時間が足りないのでシーズン2も途中で終わるのだろう。

シーズン1と比較して全体にシーズン2になって取ってつけたような感じが漂うのでもしかしたら結末がまだ決まっていないんじゃないかとも勘ぐってしまう。

ソレでもなんだかんだで全部観てしまうので面白いのは確かだがこれだけ風呂敷を広げるだけ広げてちゃんと完結させてくれるのか心配になってくる。

まるで裏切りと裏切られの連続のような如何にも韓国ドラマではあるが尻すぼみになったシーズン1よりは確かに面白い。

次のシーズンへの期待が膨らんでしまう地獄が呼んでいる シーズン2だった。

出来るなら内容を覚えているくらいの早い時期に新シーズンを公開して欲しい。