事故死した夫婦が自分たちの家に越してきた一家を追い出すため、人間怖がらせ屋なる存在を呼び出したことで大騒動となる『ビートルジュース』の続編。
前作から35年後を舞台に、ハロウィンの夜に巻き起こる大事件を描く。
前作に続きティム・バートンが監督を務め、マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが同じ役柄で続投。
さらにバートン監督作「ウェンズデー」などのジェナ・オルテガ、『アレックス』などのモニカ・ベルッチのほか、ジャスティン・セロー、ウィレム・デフォーらが新たに出演する。
死後の世界で人間怖がらせ屋を営むビートルジュース(マイケル・キートン)は、35年前に結婚を迫るもかなわなかったリディアのことが今も忘れられず、人間界に移り住むことを願い続けていた。
そのころ、死後の世界で何百年も封印されていた彼の元妻ドロレス(モニカ・ベルッチ)が復活し、夫に復讐(ふくしゅう)すべく動き出す。
一方、母親になったリディア(ウィノナ・ライダー)が一人娘アストリッド(ジェナ・オルテガ)との関係に頭を悩ませる中、ハロウィンの夜に娘が死後の世界にとらわれてしまう。
娘を救いたい一心で、リディアはビートルジュースに助けを求める。
ビートルジュースの続編との事だがそのビートルジュースを観ていないのだが大丈夫かと思ったがあとティムバートン監督作品なので勝手に安心して観ることにした。
ビートルジュースと言うとホンダか何かのクルマのCMに起用されて居たような記憶があるがだからどうだったのかはよく覚えていない。
基本的にはホラーコメディーだと思うのでそれほど難しい内容だと言う事はだいたい想像がつく。
予想した展開は良いのだが劇中歌でビージーズの哀愁のトラジディは懐かしすぎて涙が出た(笑)
どういう層をターゲットにしているのか知らんがCGの進化でこの手の作品の映像も自由自在に造れるのだろう。
子供が喜びそうな妙ちくりんなキャラクターばかり登場して作品の世界観がイマイチ掴めないのだがソレでも深い事を考えなければけっこう楽しめる。
ただだいたい内容がわかってしまえばストーリーは単調なので見ていてついつい居眠りしてしまっていた。
ソレでも内容に着いて行けるのは良いのか悪いのかわからないがまあそれほどワクワクするような映画ではない事は確かだ。
ガキの頃、深夜テレビで放送していた「ソウルトレイン」のパロディは懐かしくてついつい笑ってしまった。
キモかわいいバケモノの映画だからとにかく特殊メイクとCGのオンパレードにさすがに見飽きてきた所に苦手なミュージカル演出は辟易した。
先ごろの「ジョーカー2」もそうだったが最近のハリウッドどはミュージカルが流行ってでもいるのか。
どうにかこうにかラストまでたどり着いたが最後のオチだけは笑えたのでまあ良しとするかと言うのが最終的な評価がだったビートルジュース ビートルジュースだった。