青山剛昌のコミックを原作とするアニメシリーズで、北海道・函館を舞台に新選組の土方歳三ゆかりの刀をめぐる駆け引きを描いた劇場版第27弾。
土方の刀に狙いを定めて函館に出現した怪盗キッドの計画を阻止すべく、名探偵コナンたちが奔走する。
ボイスキャストは高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也などのほか、北海道の刑事役で俳優の大泉洋が参加。
監督を『名探偵コナン 緋色の弾丸』などの永岡智佳が務める。
北海道・函館の斧江財閥に怪盗キッドからの予告状が届く。ビッグジュエルを追い求めているはずのキッドの目当ては、財閥が所蔵する新選組副長・土方歳三の日本刀だという。
同じころ、名探偵コナンこと江戸川コナンは、西の名探偵の服部平次と共に函館を訪れていた。
さらに、斧江財閥の初代当主が隠した財宝を探す武器商人やキッドの命を狙う謎の剣士が現れる。
劇場版コナンの27作目と言うことはもう27年も毎年映画を公開してると言うことなのでトンデもない人気シリーズと言うことになる。
実際、毎年の興行成績も更新中とかで全く衰えるどころか人気は更に加速してるように見える。
その最新作がコレなのでとても楽しみにしていた。
今回は北海道が舞台でその繋がりでゲスト声優は大泉洋なのも楽しみの一つではある。
大泉洋は確か「千と千尋の神隠し」でカエルの番頭役だったり自転車のアニメ映画で声優をやっているので実績があるので知っていたが本作でもソツなくこなしている。
相変わらず変な関西弁がバンバン出てくるが謎解きはけっこう高度で劇場版については小学生はもはやアウトオブ眼中になっているのかもしれん(笑)
コナンに詳しくないので怪盗キッドなるものがどういう存在なのか知らないが見ている分にはほとんどルパン三世だ。
大ヒットシリーズだけあってコストがかかっている映像ってのはよくわかるくらい美しく作り込みも丁寧にやってある。
ストーリーもしっかりしていて大人の鑑賞にじゅうぶん耐えられるので、自分のようなオッサンも楽しめるのはありがたい。
TV版は推理もの、劇場版は推理はちょっとでメインはアドベンチャーみたいなコンセントのようで今回もそういう展開だが面白い。
北海道観光の宣伝を上手に織り交ぜながら最後はちゃんと盛り上げて小さいガキも飽きないような配慮があってホント呆れるくらい良く出来てる。
さすがは毎年どえらい興行成績を叩き出すドル箱シリーズだけのことはあると感心ばかりしてしまった名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)だった。