シーズン2は、前作のゲーム終了から3年後の世界。
大金を得た456番ことギフンだったが、贅沢をすることもなく、悪夢に怯えて暮らしている。
世の中は良くなっているはずもなく、多くの人々は借金を抱えて生きており、どうやらまだあの死のゲームは続いているらしい。
ギフンは新たな決意を胸に、この負の連鎖を止めるべく再びゲームへと挑む。
シーズン1同様、見どころのひとつは個性豊かなキャラクターだ。ゲーム参加者たちは皆、一筋縄ではいかない複雑な事情で借金を背負うことになった人々で、その世知辛さは視聴者の同情を誘う。
もちろん自業自得の参加者もいるが、多くの人が自分のせいではなく社会の仕組みのせいで借金をせざるを得なかった人たちなのだ。
またイム・シワンとチョ・ユリのケミや、元BIGANGのT.O.Pことチェ・スンヒョンなど人気者たちの出演も見どころのひとつ。
さらにサプライズなゲーム参加者もいるので楽しみにしてもらいたい。
待ちに待ったあの大ヒットドラマ、イカゲームの続編が公開された。
前作からかなり時間が経ったので実際キャストや内容について忘れかけてしまって居るので観ていても頭に「?」となるシーンが度々あってココらへんはなかなか歯痒い。
韓国ドラマや映画が数年前よりも明らかにパワーダウンしていてこの手の続編が軒並みつまらなくなっているような印象を受けるがこのイカゲーム2はどうだろう?
冷静に見ればオスカーに輝いたパラサイトが公開され愛の不時着や梨泰院クラスなどのドラマが放送されたコロナ直前あたりが、ピークだったのかも知れない。
日本の漫画、カイジに似ているとの酷評もあったが、今回は少なくとも冒頭部分はかなり違うようだ。
○△□の個性的な面々が登場してくるといよいよ本編に突入だ。
ちなみにシーズン3は2025年に公開する事が決定しているとアナウンスされていると言う事は今回のシーズン2とシーズン3を同時に撮影したと考えるのが自然だ。
今シーズンではイ・ビョンホンがかなり多く出演していてほとんど準主役のようにも見える。
それにしてもイ・ビョンホンはとても若く見えてとてもじゃないが54歳とは思えない。
キャストで言えばトランスジェンダーを演じている俳優さんは何処かで見たことあると調べたら パク・ソンフンと言う涙の女王で悪役やってた人で、あまりの違いにたまげてしまった。
今回もゲームが出てくるが韓国の子供の遊びだと思うがルールがよくわからないので観ていても何がどうなのかよくわからなかった。
シーズン1ではこの殺人ゲームの意図とか裏がさっぱりわからなかったからかなり理不尽だがスリリングな展開に思えたが今回は何となくわかっている分、もう一捻り欲しい気もする。
今回はゲーム参加者同士の分断がテーマのように描かれ、その中に悪役がいて全体の構成が若干小ぢんまりしてしまった印象がある。
今回のイカゲーム2が全世界に一斉公開されてかなり辛辣な意見が寄せられているようだが、確かにシーズン1のようなワクワクするような中毒性は薄れてしまったかも知れないが、デキとしてはそこまで悪いとは思わない。
特に新たなキャストは多種多様て前作よりもバラエティーに富み相当に魅力的ではある。
そのキャスト達の個性を生かしきれていないという意見は確かにそうだ。
だが今シーズンが2025年に公開予定のイカゲームファイナルシーズンへの橋渡し的な役割であると最初からわかっているので個人的には不満はない。
シーズン1があまりによく出来ていたのでソレとの比較になるから仕方ないが、それでも今回のイカゲームシーズン2は世間で大ゴケと言われるほどつまらなくはない。
なんのかんの言ってもイ・ビョンホンは存在感が凄くてやはりスターだと思うし見どころもたくさんあってかなり楽しめる。
それにしてもとんでもない所でこのシーズンが終わってしまうのが、良くも悪しくも韓国ドラマらしくて苦笑いしてしまったイカゲーム2だった。