
「キングスマン」シリーズのタロン・エガートンが主演を務め、クリスマスイブの空港を舞台に、謎の男に脅迫された運輸保安局員の闘いをスリリングに描いたサスペンススリラー。
かつて警察官を目指していたイーサンは、現在はロサンゼルス国際空港の運輸保安局員として冴えない日々を送っている。

クリスマスイブ、搭乗客の手荷物検査を担当することになった彼は、謎の男から脅迫を受け、ある人物が持ち込む危険物を見逃すよう指示される。
妊娠中の恋人ノラが命を狙われる中、狡猾な脅迫者をどうにか出しぬこうと孤軍奮闘するイーサンだったが……。

謎の脅迫者を「モンスター上司」のジェイソン・ベイトマン、イーサンの恋人ノラを「ディセンダント」シリーズのソフィア・カーソンが演じ、「ティル」のダニエル・デッドワイラー、ドラマ「サンズ・オブ・アナーキー」のテオ・ロッシが共演。
「フライト・ゲーム」「エスター」などのジャウム・コレット=セラ監督がメガホンをとった。
Netflixで2024年12月13日から配信。

ドリームワークス製作のネットフリックス映画。
原題はキャリーオンだから 「継続する」「続ける」という意味で日本人にはなんの事やらわかりにくいからセキュリティチェックに変えたのだろう。

基本的にクリスマスの空港を舞台にしたお話で冒頭からなかやかリアリティがあるが、個人的にダイ・ハード2を思い出してしまった(笑)
主人公は空港でX線検査をやってるのでこのセキュリティチェックというタイトルにしたのか。

ストーリーはトントン拍子にサクサク進行し一気にこの作品の世界観に引きずり込まれる。
作中で警察官がクルマを運転しながらメールを打っていたが、アチラは運転中のケータイは問題ないのか。

ずっと主人公と彼を脅迫する犯人とイヤホンで身の上話をしながら展開するという不思議な作品なのだが、それと空港外の物語が同時進行する。
必ずしも必要なシーンだけでなく、ちょっとムダな場面がチョイチョイあるのが気になるし間延びした感じになってしまっている。

上映時間の2時間も緊張感が持続するのか不安があったのだが案の定、中盤から中弛みみたいになってつまらなくなってしまう。
後半にかけて持ち直してくれれば良いが更なる繋ぎ場面連発みたいになってしまうと白けるが大丈夫か?

最初はサクサク進んでいたのに急にノロノロの明らかな引っ張りになってしまい見ていてもダラけてしまった。
この内容だとおそらく1時間で完結するように作ればきっとスリリングで面白かっただろう。

こうなると後半は苦痛でどうにかして早く終わらんかと言うのが正直な気持ちだ(泣)
モッタリとした展開はそれからも続きアクションとかで盛り上げても肝心のストーリー自体がダラダラしていてどうにも面白くない。

何ていうかとにかく溜飲を下げるような場面がなくただただストレスが溜まる展開はどうにもセンスを感じない。
後どれくらいガマンしなきゃならんのか確認したら30分以上もあって気絶しそうになった(笑)

まあ映画なんて当たりもあればハズレもあるので仕方がないのだが、食材は良いのに料理人のウデがイマイチで不味くなってしまった料理のようだ。
ツッコミ所も満載どころかツッコミどころしかないような作品にウンザリしてしまった。

ようやくラストに辿り着いてホッとさせてもらったが、もっとどうにかならんかったんか?とずっと思い続けるしかなかったセキュリティチェックだった。