息子の案内でやってきた。
かなり広い駐車場完備の街道沿いのラーメン屋さん。
人気店のようで開店前から続々とクルマが入ってくる。
開店前だったが有り難いことに暑いからと店内に入れてくれて待つことになった。
その間に自動券売機で食券を購入するのだがどれにしようかと思うまでもなくお土産用のしじみ塩ラーメンが代表メニューのようなのでこれに決定。
息子はここに何度も来ているからとあん肝つけ麺なる摩訶不思議なのを注文していた（笑）
最初に来たのは息子のあん肝つけ麺。
つけダレだけちょっと頂いたが確かにあん肝の風味があるクセのある味わいにここの大将が只者ではないことが理解できた。
チョット待ってからキタヨ！！しじみ処 かみあり製麺のしじみ塩ラーメン900円＋味玉180円＝1080円。
デフォルトで半味玉が入っているようで味玉は余分だったか？とちょっと思った。
ツルツルした食感の麺はしっかりとコシがあって舌触りが良い。
縁結び♡とかいてある海苔だがあまり見たことがない個性に笑ってしまった（笑）
このラーメンの最大の特徴でもあるこの大量のシジミだがひとつ食べてみたがダシにうま味が全部でていてダシ殻のようだ。
最初はそのまま麺を食べていたがこのシジミがどうにも邪魔なので付属してきた茶碗に網ごと取り出した。
スープは塩ラーメンなのはわかるがシジミのダシが巧みに使われていてハッキリ言ってこれまで食べたことがないくらいのオリジナリティがある。
最近流行りの貝ダシだがアサリ・ハマグリなどはウマいスープに出くわすがことシジミに関してはどうしても泥臭さが鼻について苦手だったのだがここのは全く違う。
チャーシューに限らずシジミの繊細な味わいを壊さないような薄味になっていてこれがまた全体のまとまり感を演出するのに一役買っている。
これだけラーメンのレベルが高いと味玉なんていくつあっても良いのでひとつひとつ味わいながら頂いたがどれかのトッピングがなくなるのではなく全体が見事に一体となって丼から消えていく。
当然ながらスープも一滴残さずに余裕で完食。
この丼のマークのセンスはさておき、こんなにもウマい貝だしラーメンはこれまでに出会ったことがない。
山陰で驚きのラーメンに遭遇したしじみ処 かみあり製麺のしじみ塩ラーメン＋味玉だった。
オススメ。
