
キアヌ・リーヴス演じる伝説の殺し屋の終わりなき戦いを描く『ジョン・ウィック』シリーズから生まれたアクション。
ジョン・ウィックを生み出した犯罪組織で訓練を受けた殺し屋の復讐(ふくしゅう)劇が繰り広げられる。
『ブロンド』などのアナ・デ・アルマス、ドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」などのノーマン・リーダスらが新たに参戦し、キアヌやイアン・マクシェーン、ランス・レディックらおなじみの面々が集結。
シリーズ4作を監督したチャド・スタエルスキが製作、『ダイ・ハード4.0』などのレン・ワイズマンがメガホンを取った。

身寄りのない子供を集めて暗殺者とバレリーナを養成する犯罪組織「ルスカ・ロマ」。
裏社会で名をはせた殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)が所属していた同組織で、殺しのスキルを磨いたイヴ(アナ・デ・アルマス)は幼少時に殺された父親の復讐(ふくしゅう)に乗り出すも、裏社会のおきてを破ってしまう。
そんな彼女の前に伝説の殺し屋が姿を現す。

ジョン・ウィックシリーズは大ファンで全部観ているので、そのスピンオフ作品ならと、飛びついた(笑)
バレリーナと言うタイトルはちょっと前に韓国映画であったがその作品との繋がりはよくわからない。

ジョン・ウィック本編に出てきた暗殺者であるバレリーナを主役に描いた作品で韓国映画とは無関係だった。
それにしてもオープニングから期待通りの躰を張った激しいアクションの連続にマジでテンションが爆上がりしてしまった。

コレで本当に怪我していないのか心配になるレベルで、こう言うのを知ると日本映画のナントカリベンジャーズとかは残念ながら見ていられない。
最初は子役で途中で女優さんに変わるが見たことがないヒトだと思って調べてみたらジョン・ウィックには出演していないようだ。

復讐の為に暗殺者の訓練を受けるのはよくわかるが同時にバレリーナの練習をする意味がよくわからないがあまり深く考えないでも良さそうだ。
ジョン・ウィックであるキアヌ・リーブスもキッチリ出演しているが、彼ももう還暦なのにまだまだこの手のアクションをやるつもりのようで安心した(笑)

それにこのバレリーナが当たればそのジョン・ウィックの若い後継者になる可能性だってあるので結構力が入っているように感じる。
凄まじいまでの体当たりアクションは小賢しいビックリCGなんかより遥かに見応えがあってついつい見入ってしまう。

他人事ながらこの女優さんの身体は大丈夫なんか心配になったほどだ(笑)
このホテルの支配人の俳優さんは先日亡くなったと思うがこの作品に登場しているのは生前に撮影したのか、或いはもしかしてCGなのだろうか?

もしもそうならその精巧さは凄いとしか言いようがない。
途中でウォーキングデッドの俳優さんが出ているが、この人が売れるのは何となくわかるような気がする。

ストーリーは基本的にリベンジものなのだがそれ以外はあって無きが如くと言った具合ではあるがこれ程アクションが凄まじければそれだけでかなりの説得力がある。
おそらくはジョン・ウィックシリーズのスタッフが総動員されているのかハッキリ言って本家に全く引けを取らない。

単なるスピンオフに留まらずそれ以上の作品になっているようにも思える。
ここ迄見応えのあるアクション作品にはそうそう出会えないので途中からこの映画に終わって欲しくないとまで思うようになった。

終盤に日本刀での立ち回りはさすがにジョン・ウィックシリーズである事を再認識させられるが、そのアクションには完全に圧倒される。
火炎放射器を使ったアクションは斬新で迫力もあっておそらくはCG処理で安全なのだろうからこれはこの先流行るんじゃないか。

正直、スピンオフだと舐めていたのだがその予想を遥かに超えた作品のデキに完全に舌を巻いたしこれを今度は是非ともシリーズ化して欲しいと切に願ってしまったバレリーナ:The World of John Wickだった。
素晴らしい、オススメ。