
仮想現実のテクノロジーを用い、もう話すことができなくなった愛する人との対話をよみがえらせるサービスが実現された世界を舞台に、現実と仮想のはざまで起こるさまざまな人間関係を描く韓国映画。
死んでしまった人や昏睡状態になってしまった人など、もう話すこともできない愛する人を人工知能をつかって再現し、対話することができる画期的なサービス「ワンダーランド」。
娘に自分の死を隠すためにワンダーランドを利用する母親、ある出来事で意識不明になってしまった恋人とワンダーランドをつかって話す女性、意識不明の状態から目を覚ましたものの、どこかぎこちなさを覚えて困惑する男性など、ワンダーランドを取り巻く人々の愛や希望、悲しみを優しく紡ぎだしていく。
「別れる決心」「ラスト、コーション」などで知られる中国出身の国際派女優タン・ウェイのほか、ドラマ「スタートアップ 夢の扉」「イ・ドゥナ!」のペ・スジ、「ボーイフレンド」「青春の記録」のパク・ボゴム、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」のチョン・ユミ、「パラサイト 半地下の家族」のチェ・ウシクらが出演。
監督は「レイトオータム」のキム・テヨン。
Netflixで2024年7月26日から配信。

架空のAIサービス、ワンダーランドのお話し。
ネットフリックスの韓国映画。

イカゲームに変な役で出ていた俳優さんが出ていたので観ることにした。
最初はその世界観がよくわからなかったが徐々に死人や植物状態のヒトの代用AIだとわかる。

ちょっと前なら絵空事だったようなこんな話しも今なら全然そんなことはなく現実味はかなりあるんじゃないか?と思わせるのがミソだろう。
こういう作品はこれまでもソコソコあったが、現実とバーチャルが混同されて訳がわからなくなるケースが散見されたのでイマイチ好きになれないジャンルだ。

全然別の3組の同時進行ストーリーはそのややこしさに更に拍車をかける事になりゃせんかといらん心配をしてしまった。
ジックリ観ていたがやはりコレは現実かバーチャルかわかりにくくて着いていくのがやっとだ。

そして案の定、途中でどれが現実でどれがバーチャルかごちゃごちゃでわかりにくくなって正直付いていくのがしんどくなってしまった。
半分くらいから完全に惰性になってしまっていて、要はあまり面白くないのだ(笑)

コレでミュージカルでも始まったらリタイアしようと思っていた。
こう言うのをもっと整理整頓して誰にでもわかりやすく表現するべきだと思うが、意識高い系か知らんが難解する理由がわからん。

中盤からは退屈とアクビの波状攻撃に眠気と戦う運命になってしまった。
できる事なら早送りしたくなる。

劇中でも現実よりバーチャルの方が心地よくなる女性が描かれるが、確かにこういうAIが出来ると予想できない事態になるのはわかる。
終盤は眠気に襲われうつらうつらしながら観ていたが一向ストーリーは好転せずつまらなさばかりが増えていく。

よくわからない表現の連続に、この期に及んでラストはお涙頂戴だったらよくよくの悪趣味だと感じた。
着眼点は新しいとは言えないまでもまあ面白いとは思うが如何せん、話しに広がりがなく設定は複雑なのに結果的にストーリーが単調なのが致命的だ。

パラサイト半地下の家族の頃はあんなにハイレベルな映画を連発した韓国だが、どういう訳か知らないが完全に最近は失速気味だ。
思った通りのお涙頂戴も全く響かず、感動ではなく多発するアクビの涙に暮れてしまった(笑)

予算がかかっているのはよくわかるがコレだけ面白くもない作品だと、ちょっと勿体なく感じる。
企画かのか脚本なのか監督なのか、どれが原因かはよくわからないがかなりガッカリ映画だったワンダーランド あなたに逢いたくてだった。