らをた広島

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ジュラシック・ワールド/復活の大地

現代によみがえった恐竜たちを描く『ジュラシック』シリーズの第7弾。

ある極秘任務を命じられた秘密工作員率いるチームが、さまざまな恐竜たちが生息する島へ向かう。

同シリーズの生みの親スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮に名を連ね、『ザ・クリエイター/創造者』などのギャレス・エドワーズが監督、シリーズ第1作『ジュラシック・パーク』などのデヴィッド・コープが脚本を担当。

主演のスカーレット・ヨハンソンをはじめ、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンドらが出演する。

生態系のバランスが崩れた地球で、恐竜たちは太古の環境に似た赤道付近の地域で生き永らえていた。

一方秘密工作員のゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、画期的な新薬開発の鍵を握るという遺伝物質を持つ巨大恐竜のDNA採取を命じられ、傭兵(ようへい)のダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)らと共に目的地へ向かう。

やがて一行は、かつて「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在した孤島にたどり着く。

スティーブン・スピルバーグ監督が作ったジュラシックパークシリーズの第7作目にしてその最新作。

1993年に一作目が公開された時は映画館に行き、それまで見たことが無いCG映像にぶったまげたのを今でも鮮明に覚えている。

あれから30年以上時が経ちCGが当たり前になったのでそりゃこの作品でも恐竜がバンバン登場するのはわかっているのだが、問題はストーリーだろう。

一作目はどちらかと言うと当時まだ普及していなかったCGの発表会的な作品だったがもはやCGに見慣れた現代ではそれだけでは勝負にならない。

VFXにおんぶにだっこしてストーリーそっちのけのでビックリCG博覧会みたいな駄作を幾つも観てきた。

ただこのシリーズでは恐竜の恐ろしさを表現しない事には作品として成立しないのでそこらへんは監督さんの腕の見せ所だろう。

主演はスカーレット・ヨハンソンで幾つになったのか知らないが相変わらずお綺麗だけでなく、胸を強調したようなタンクトップでスタイルも凄い。

ジュラシックパークシリーズはどうやらグロいシーンは意図的に映さないようにしているようでコレが今では映像の説得力を低下させてしまっている。

映画の前半は海の恐竜との戦いがメインになっているがこの辺のCG映像はホンモノにしか見えないくらいリアルだが目新しさはない。

ジュラシックパークシリーズはおそらく全部観ていると思うが、恐竜のシーンはそれほど変化がないように見える。

ソレでもこうして新しい続編が作られると言う事はそれなりに固定ファンや確実に興行が見込める層がいるのだろう。

キャストに子供がいるのだがもしかしたらこの作品はファミリー向けだとしたらこんな作風なのは理解出来る。

この作品でもティラノサウルスはある意味主役であって、実に凶悪に描かれている。

この作品では本来の恐竜ではなく人工的に造られた恐竜のいう設定なのでもはや単なる怪獣が数多く登場し、もはや恐竜映画ではなく怪獣映画のジャンルだろう。

あんなふうにティラノサウルスが泳げるのかは知らないが、水中の姿はゴジラを連想させる。

後半は予想通り恐竜と人間との闘いになるのだがココでもファミリー層に配慮してなのかアクションシーンもに説得力がなく、盛り上がらない。

コレだけ長くシリーズでやってきているのだから、恐竜映画としてもう少し新しい展開とか提案とかあったら良いのにと思うようになる。

怪獣映画として見ると結末と言うか怪獣の終わらせ方が重要になるが、何とも中途半端なラストに、どうにも締まらない。

島に行くときはアレだけウヨウヨいて散々襲ってきた海中恐竜が脱出の時は全く居なくなりイルカが歓迎してくれるとか、ご都合主義もここまで来るとキツい。

興行的にもあまり宜しくなかったようだがそりゃそうだ、そろそろこのシリーズもこれ迄のコンセプトとかを一新してやり直した方が面白くなるような気がしたジュラシック・ワールド/復活の大地だった。