らをた広島

食べ歩きブログ

クリーナー

ロンドンブリッジタワーで開催されるエネルギー会社の年次ガラが行われている時、過激派グループに占拠された。

彼らのグループのより過激なメンバーが人質を取り、警察が介入すれば建物を爆破すると脅す。

ジョーイ(デイジー・リドリー)は不名誉除隊したが高度に訓練された元兵士で、いまは建物の窓拭きとして働いている。

人質の一人が彼女の兄であることを知り、彼等を助けるべく行動するのだった…

プロットを見る限り、あのダイハードの3番煎じのようですが、監督があのマーティン・キャンベルなので期待できるでしょう。

やはり、この手のサスペンス映画、彼女も戦うヒロインを演じないとネ。

期待しています。         

スターウォーズで一躍有名女優になったデイジー・リドリー主演作品。

過去にも大作の主演俳優がイメージ固定されてしまい、他の何を演じても同じ人に見えてしまって苦労した話しは山ほどある。

タイトルのクリーナーとは高層ビルの窓の掃除屋さんの事らしく自分のような高所恐怖症にはこの清掃シーンだけでも目が眩む。

その高層ビルで人質事件が起こりコレをクリーナーでたまたま居合わせた元兵士の主人公がたった一人で解決するとか、本当にマンマダイハードではある(笑)

本家ダイハードの面白さは、起承転結がキッチリしていて、伏線と回収のバランスが絶妙だった事で、ココらへんの作りが粗いと面白さ半減だ。

更にダイハードの悪役は上品さの中にも残虐さも持ち合わせたこのセンスも素晴らしかったがその点も気にはなる。

上映時間は1時間37分と短いので当然ながら物語はサクサクと手早く進んでいく。

ただやはりダイハードとの違いを出したいのか物語は予想しない方向に進んでしまう。

コレが吉と出るか凶と出るかはもうすぐわかるだろう。

主演のデイジー・リドリーはかなり頑張っているのはよくわかるが、どうしてもスターウォーズでの彼女に重なって見えるのは仕方ないだろう。

ただスターウォーズと真反対のラブコメとかではなくこの手のアクション女優をやっているのはイメージ払拭ではない開き直りみたいなのを感じられて清々しい。

ただこの作品に関してはまず悪役がかなり弱くてしかも短絡的でアホに見えるのは結果的に全体の質を下げてしまっている。

それに主人公が窓の外の昇降機みたいなのに長く居るのでストーリーの緊張感が削がれてしまっている。

前半はあれだけサクサク進行していたのにどうしたものか途中から急にダラダラした展開になってしまい観ていて退屈になる。

短い上映時間なのに地上の警察のボスと犯人が長々と電話で話し合いするとかこんな時間の無駄茶番みたいなのは正直観ていてしんどい(笑)

主人公がやっとビル内に入れたと思ったらもう残り時間は少しししかなくて、やっつけ仕事にならなきゃ良いがといらん心配をしてしまう始末だ。

そもそもこのヘタレ兄貴は何のために居るのかよくわからないし、この現状を変えて行くにはもう遅すぎる。

似たようなダイハードと比較にならない程の下位互換作品で正直、集中力を保つのにはガマンが必要だ。

アクションシーンは身体を張って頑張っているとは思うがいかんせん全体に既視感があって、残念ながら目新しいものは何も無い。

あの名作、ダイハードと比較した自分がアホだったと反省したクリーナーだった。