
クエンティン・タランティーノが「レザボア・ドッグス」に続いて手がけた監督第2作で、1930~40年代のアメリカで流行した大衆向け雑誌の犯罪小説(=パルプ・フィクション)をモチーフに、3つのエピソードが交錯する斬新なスタイルで描いたクライムドラマ。
ギャングのビンセントとジュールスは組織を裏切った青年の家を訪れ、盗まれたトランクを取り返す。
また、ボスから愛妻ミアの世話を頼まれたビンセントは彼女と2人で夜の街へ繰り出すが、帰り際にミアが薬物を過剰摂取し昏睡状態に陥ってしまう。
一方、落ち目のボクサーであるブッチは八百長試合を引き受けるが裏切って勝利を収め、恋人とともに街から逃亡を図る。
出演はジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン。当時キャリアが低迷していたトラボルタは本作で一気にスターの座に返り咲いた。
第47回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール、第67回アカデミー賞で脚本賞を受賞

タイトルのパルプ・フィクションは20世紀前半に安価な紙(パルプ紙)に印刷された大衆向けの娯楽小説を指す言葉に由来しているそうで斬新な内容らしい。
そもそもラジオでケンコバがこの作品をいたく褒めていたのでどうしても観たくなったというわけだ。

ジョン・トラボルタにブルース・ウィリスなど大スターが続々と登場するのだがいくつかの異なったストーリーがバラバラに展開して行くので何にがなんだかわからなくなる。
とにかく俳優さんは見た事がある人が多いが女優さんは誰もわからない。

鬼才クエンティン・タランティーノ監督だから何があっても驚きはしないが何時もながらぶっ飛んだ内容だ。
クエンティン・タランティーノ監督は出たがりとしても有名でこの作品にもチャッカリ出演しているのだが流石に若い(笑)。

どのストーリーもそれぞれに相当にトンデモなので面白いと言うより呆れ返ってしまう
1994年公開だが今から30年近く前のこの頃にはもう携帯電話は実用化されていたのかとよくわからなくなった。

よくわからないながらも何故かリタイアさせる気にはならないので基本的には面白いのだろう。
色々調べてみるとジョン・トラボルタもブルース・ウィリスもヒット作が続かずに低迷していたがこの作品のヒットで蘇ったようでそう言う意味ではクエンティン・タランティーノ監督は役者を見る目があるのかも知れない。

とにかくこの作品は時系列がバラバラに並んでいて普通に見ていたら訳がわからなくなるのは間違いない。
かなり実験的な作品だと思われるがこんな奇天烈なのはクエンティン・タランティーノならやりかねない。

ほんの少しだけではあるが初代のホンダNSXが登場するのだが、やなりあのスタイルはスーパーカーという位置づけでアメリカでも通用しているらしい。
バラバラのストーリーをどういうようにまとめるのか興味があったので固唾を飲んで観ていた。

グルッと1周回って最初にもどる展開は思いもよらなかったが、だからといって全部がストンと繋がったとは思わなかった。
自分の中では不可解な部分が残ってなんだかモヤモヤしてしまったパルプ・フィクションだった。

1回観ただけではわからんのかな??