
押井守監督が手がけた人気オリジナルビデオアニメーション「機動警察パトレイバー」の劇場版第2作。
2002年、突如として横浜ベイブリッジが爆破される事件が発生。自衛隊機によるものと報道されるが、該当する機体は存在しなかった。
同様の不審な事件が都内で相次ぎ、警察と自衛隊の対立が深刻化。

事態を重くみた政府は実働部隊を治安出動させ、東京は事実上の戦争状態に置かれてしまう。
警視庁特車二課第2小隊隊長の後藤らは、東京に戦争を再現させてみせたテロリストの正体とその真相を追う。

2020年にシリーズ誕生30周年突破を記念して前作が4DX上映されたことに続き、2021年には「機動警察パトレイバー2 the Movie 4DX」と題して本作も体感型上映システム「4DX」で公開される。

1993年公開の機動警察パトレイバー劇場版の第二弾。
この作品もあの押井守が監督なので当然観ることにした。

CGが実用化される前だからメカニックなどほとんど手書きだと思われるが作画が素晴らしく緻密でコレを観るだけでも価値がある。、
パトレイバーなのにパトレイバーがあまり出て来ない不思議な作品でしかも警察案件と言うより自衛隊の内容のような気がしないでもない。

一作目よりギャグが減り、その代わり思想的な部分が多くなり結果退屈になってしまったのは残念だ。
表現方法もかなり哲学的になり、崇高に見えるけど展開の遅さから来る退屈さはどうにかならんか?と感じる。

コレだったらアレコレ聖書に引っ掛けた一作目の方があらゆる意味で面白かったし印象残るシーンが多かった。
それに引き換えかなり地味な印象は拭えずもう少しロボットアニメっぽさが欲しくなる。

自衛隊によるクーデターと言うテーマは古くからあるがこれ迄のスタンダードな展開と大差ない。
終盤になりやっとお目当てのパトレイバーが登場してくれてようやく本気で観る体制に入る事ができた。

黎明期のCGが出てくるがコレはコレで趣があって良い。
竹中直人がかなり重要な役で出ていてセリフも多いのだが違和感が全く無く言われなければプロの声優さんがやっているのかと思うほど。

要は全体によくわからなくてついて行けなくなってしまったようで何となく消化不良な感じはずっとある。
世間の評価は知らないが自分的にはイマイチだった機動警察パトレイバー2 the Movieだった。