
何者かに一人娘をさらわれた元革命家の男性が戦いに身を投じる姿を描くアクション。
かつて革命家だった男性の一人娘が誘拐され、彼女を助けるために父親が奮闘する。
監督などを務めるのは『リコリス・ピザ』などのポール・トーマス・アンダーソン。
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』などのレオナルド・ディカプリオ、『アスファルト・シティ』などのショーン・ペンのほか、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホールらがキャストに名を連ねる。

元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)は、最愛の娘・ウィラ(チェイス・インフィニティ)と共に平凡な日々を送っていた。
しかしある日突然ウィラが何者かにさらわれたことで彼の生活は一変する。
ボブを執拗(しつよう)に追い詰める軍人のロックジョー(ショーン・ペン)や、次々と彼に襲いかかる刺客たちと死闘を繰り広げる中で、ボブの心に革命家時代の闘争心がよみがえる。

レオナルド・デュカプリオの最新作。
アクションものらしいが、デュカプリオ作品は何かと難解なのが多いような気がするので個人的にはあまり観ないようにしてきた。

上映時間が2時間40分以上もある大作ではあるがショーン・ペンも出ているしチャレンジしてみることにした。
この作品も革命だと言ってテロ紛いの過去があると言う設定だけでウンザリしてリタイアしようかとも思ったがまあ何とか思い留まった。

タイトルのワン・バトル・アフター・アナザーとは「次々と戦いが続く」という意味でそう言う内容の作品のようだ。
劇中、変な性癖が出てくるがこう言うのは理解不能なので意味がよくわからなかった。

どうにもデュカプリオの作品はこんな感じの難解さが苦手で今回もコレが続かないことを祈るばかりだ。
予想通り暗い内容にウンザリしながらもまあアクションシーンまでは何とかガマンしようと忍耐を決め込んだ。

特に人種差別の問題提示がこの作品の根底にあるのだろうが日本人としてはなかなか理解しづらくどうしても興味が湧かない。
ショーン・ペンさ悪役で執拗にデュカプリオを追いかけ回すのだが彼が軍人だと言うのがミソになってる。

アクション作品にしては講釈が長々とありコレがこの作品のエンタメ性を削いでいるように思える。
不必要と思えるシーンが多くもうちょっとどうにかならんもんかとイライラする。

おそらくは3分の1に圧縮出来ると思われる導入部がやっとの事で過ぎてようやくメインディッシュであるアクションシーンが来てくれた。
だが昨今の激しいアクションに見慣れてしまっているからかとても地味でどうにもスカッとさせてくれない。

とにかく小難しい講釈がタラタラ続いていく印象で正直つまらない。
こうなると2時間40分の上映時間がズシッと重くのしかかって来る。

退屈な時間潰しという拷問タイムに突入だ(泣)
申し訳無いが途中30分位寝てしまっていた。

やはり自分にはデュカプリオの作品はどうしても肌が合わないようで今回も撃沈させられたようだ。
追う者と追われる者の危機感の煽り方もモッサリとしていて臨場感が乏しく感じられる。

とにかくグダグダと説教がましい展開だけど、こういうのを喜ぶヒトには見応えあるのかも知れないが自分のようなせっかちにはどうにも時間のムダに思える。
時々この手の長くて暗い作品に当たってその都度後悔するのだが、もしかしたらこういうジャンルが一定の需要があるのか知らんが、とにかく辛気臭い。

どうにかラストまで辿り着いたが得るものは何もなかった時間の喪失感に苛まれた。
こんなんアクション映画でも何でもなく単なるインテリぶりたい自己満作品にしか思えなかったワン・バトル・アフター・アナザーだった。
個人的には今年一番のクソ映画だ。