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トロン:アレス

人間がデジタルの世界に挑む様子を描いた『トロン』シリーズの一作で、AIの暴走によってデジタルに侵食された現実世界を舞台にしたSFアクション。

人間の世界を知った最強のAI兵士・アレスに異変が生じる。

主人公アレスを『ダラス・バイヤーズクラブ』などのジャレッド・レトーが演じ、第1作の主人公を演じた『クレイジー・ハート』などのジェフ・ブリッジスらが共演。

監督を『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』などのヨアヒム・ローニングが務める。

AI兵士のアレス(ジャレッド・レトー)は圧倒的な力とスピード、高度な知能を持ち、何度でも再生可能な能力を持っていた。

しかし、現実世界で人間を知ったことにより、彼にある異変が起きる。

やがて、制御不能となったAIたちが暴走し、デジタル世界が現実世界を侵食し始める。

本格的にCGを最初に導入したトロンシリーズの最新作。

一作目は観たが二作目は観ておらず三作目に挑んだという訳だ。

ディズニー映画になるのであまり過度な期待は禁物で、変なリベラル思想が顔を出さないで欲しいと祈るばかりだ(笑)

まるでテレビゲームみたいだった一作目のトロンと比較すると考えられないほどCGは進化していて、この作品ではそれが駆使されて居るが実写部分も意外な程多く、決してCGアニメに人間の顔だけはめ込んだ、アバターみたいな事にはなっていない。

冒頭に何処かで見たような東洋人の女優さんが出てくるが調べてみたらパスト ライブス/再会という韓国映画の主演だった韓国系のグレタ・リーだったのでびっくりした。

AI兵士の暴走と言う何ていうか使い古された古典的ストーリーを最新のCGで表現すると言う皮肉のような内容の作品だ。

トロンシリーズと言えば例の独特なバイクがトレードマークだが本作でも勿論登場してくれる。

このバイクを使ったアクションシーンはなかなかに見応えがあってココらへんは面白いと思った。

ただ肝心のストーリーが予想通りありきたりで途中から段々と没頭できなくなってしまう。

キャストにも白人、黒人、東洋人と満遍なく配置していて相変わらずディズニーはしょうもない思想の作品作りを続けているようでガッカリさせられる。

そんな事より作品のエンタメ性をもうちょっと追求してくれんかな?

アクションはそれなりに観ていられるが作品自体が盛り上がりに欠けていてギミックかま効果的に使われておらず間延び感が凄い。

後半、ホンダシビックが「クラシック」と表現されて登場するが、あまり見た事がない車体でどのタイプのシビックかよくわからなかった。

最終的に一作目と同様の世界観になる訳だがもしかしたらトロンシリーズはこういう展開になるのかも知れないが、コレはコレでオリジナリティがあるとも言える。

ストーリーはさておき、この派手なアクションを楽しむ作品と割り切ったのだが、そのアクションもありきたりで結局飽きてしまった。

最近のディズニー映画は大体がコレで、やはり数年前からの悪癖は改善されてはいないようだ。

トロンシリーズと言うからCGまみれの作品だと思ったが、想像していたよりアナログなシーンが多く安心したのも束の間、ストーリーがショボいのに起因する薄っぺらい内容が残念だ。

2時間の上映時間が長く感じられラストにたどり着いたらヤレヤレやっと終わってくれた!と感じたトロン:アレスだった。