
作家・背筋の小説を実写化したミステリー。
行方のわからなくなったオカルト雑誌の編集長を捜索する編集者と記者が、近畿地方のある場所が事件に関わっていることを知る。
メガホンを取るのは『サユリ』などの白石晃士。
『明日の食卓』などの菅野美穂、『366日』などの赤楚衛二らが出演する。

幼女の失踪や中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象を調査していたオカルト雑誌の編集長が行方不明になる。
彼を捜す編集部員・小沢(赤楚衛二)と記者の千紘(菅野美穂)は、編集長が調査していた事件や現象がすべて近畿地方のある場所につながっていることを知る。
その場所へ向かった二人は、そこで思いも寄らぬ事態に見舞われる。

今年公開されたホラー映画。
白石晃士監督作品と言うことで観ることにした。

真冬に観るホラー映画と言うのもなかなかオツなものではある(笑)
タイトルからして近畿地方と入っているのでコレが具体的に何処なのか知りたくはなる。

冒頭からホラー映画らしく恐怖シーンがちょいちょい出てきて期待通り寒くさせてくれる。
ストーリーはそれほど難しくはなく謎の失踪した上司を探すとおかしな事に出くわす話し。

ホラー映画である以上、怖くしてくれないと存在価値はないのだがこの辺はキッチリ押さえてある。
主演は菅野美穂と赤楚衛二で変な話、この手のホラー映画にしてはかなり豪華なキャスティングで、よくある二世縁故新人タレントの登竜門的作品ではないようだ。

個人的に撮影したようなビデオ映像や古いテレビ番組映像が頻繁に出てくるのだがコレが何とも独特な雰囲気があって怖いがコレがこの作品の特徴になっている。
途中からも恐ろしいシーンはちゃんと畳み掛けてきてくれてここ迄ホラーとしてはちゃんと怖がらせてくれる作品も珍しい。

クライマックスの鬼気迫る菅野美穂をかじりつくように観ていてハッと我に返った。
ラストは予想もつかない展開でやはり白石晃士監督作品のホラーは見応えじゅうぶんだ。

あくまでも個人的な意見ではあるが最近のホラー映画の中ではかなり上位にランキングしてしまうであろう近畿地方のある場所についてだった。