
ゲームクリエイターの KOTAKE CREATE が制作した、異変探しゲームを原作にしたドラマ。
無限にループする地下通路で、そこに迷い込んだある男性が8番出口を目指す。
プロデューサー、小説家、映画監督として活動する『百花』などの川村元気が監督を手掛けている。
『アナログ』などの二宮和也、ドラマ「VIVANT」などの河内大和らがキャストに名を連ねる。

どこにでもありそうな地下鉄の駅に、ある男性(二宮和也)が閉じ込められる。
そこは地下通路が無限にループする世界で、そこでは異変を見逃すことなく、万が一異変を見つけた場合はすぐに引き返すのがルールだった。
もし異変が見つからなかったときは引き返さずに、最終的に8番出口を見つけてそこから外に出なければならない。

去年、公開時にマスコミで多く宣伝されていたのでその存在は知っていたので観てみたかった作品。
ゲームの映画化とかじゃなかったかと記憶しているがゲームを全くやらない自分なんかにはどうなんだろう。

当時の評価はそれこそ賛否両論だったようでまあそれだけ個性的でインパクトはあると予想できる。
二宮和也が主演なのは知っていたが後は何もわからない。

冒頭にヒカキンが一瞬だけ映るのは笑えてしまった。
二宮和也の目線でリアルタイムに進行するのがとても新鮮と言うか不思議な作品ではある。

地下通路を延々とループして歩いていく映像を見ているとさすがに気が滅入ってくる。
コレをどうやって話しを膨らませるつもりなの皆目わからないが1時間半の尺が持つのか心配になってしまった。

ホラーならまだわかるがそうじゃないのなら直ぐに行き詰まるのは間違いない。
地下通路と言う狭い空間でほぼ二人しか登場人物がいないとか、まるで舞台演劇のような展開に、観てる側ながら大丈夫なのか?と思った。

ある意味この作品はホラーなのだと思うが、何処となく大昔のミステリーゾーン(トワイライトゾーン)みたいだ。
謎の意味は何となくわかったがここまで風呂敷を広げてどうやって回収するのかが見ものだ。

コレをゲームでやるのが原作なのだとしたら、最近のゲームの着眼点はエライことになっと?ようだ(笑)
とにかく同じような映像が繰り返し出てくるので恐怖心を煽るようなBGMがあったとしてもさすがに途中で行き詰まりを感じ始めてしまった。

新感覚のホラーだと認識して観ると何となく楽しめるような気がして来たが、わかるようにちゃんとこの謎を解いてくれよと祈るばかりだ。
たった1時間半の上映時間なのに間延び感があると言うちょっとあり得ないような展開に若干イライラしてきた。

あの手この手の小ネタで怖がらせてくれるのは良いがコレが迷路の解決にどういう関係があるのかさっぱりわからない。
もしかしたら本当は30分くらいで全部やれる内容をとにかく引っ張って引っ張ってるんじゃなかろうか。

どうやらこの作品を海外で公開するらしいが、コレがどう言うように受け取られるのかそれはそれで興味がある。
ただどうにかラストまで辿り着きはしたのだが、心配していた通りこの作品のほぼほぼを過ごしたぐるぐる回る地下通路という迷路の意味を説明してはくれなかった。

少なくとも自分にはこの作品が何を伝えたかったのやら理解でき無かった事がただただフラストレーションを募らせることになった。
結果的に「よくわからない」という印象になるしかなかった8番出口だった。