らをた広島

食べ歩きブログ

ラーメン専門店 宝来(宮崎市)

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宮崎市の繁華街にあるラーメン専門店 宝来
かなり有名なお店のようだけどこのルックスにちょっとびっくりした。
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一軒家ではあるが立退きに取り残された家のようなポツリ感がハンパない。
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入り口は低くなんだかおんぼろで昔よくあったようなノスタルジーを放つラーメン屋ではある。
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店内もその外観から来る期待を決して裏切らない。
レトロという言葉が陳腐に聞こえるほどの年季の入りまくった「昭和」な空間は懐かしいというよりはもはや化石に近いセンスと言って良いだろう(笑)
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大将と奥様とおぼしき従業員の二人体制はもはやこの手のラーメン屋の定番中の定番でメニュー筆頭のラーメンを注文する。
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すると程なくして鹿児島のラーメンのように沢庵がでてくる。
それと気になるのはこのたったひとつだけ置かれた卓上調味料の入れ物。
これってなんなんだろう??
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と思ったらもうラーメン550円の登場だ。
仄かな獣臭をたたえたとんこつラーメンのようでここでもやはりモヤシが入っているのが広島ラーメンと共通する特徴になっている。
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麺は中太ストレートでクセはないが歯ごたえがある嬉しい仕上がり。
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これだけモヤシがしっかりと入っているとなるとかなり広島ラーメンに似ている印象を受けてしまった。
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ただやっぱりこの緑キャップの謎の卓上調味料が気になるので開けてみると凄まじいニンニク臭。
これはもしかしたらニンニクオイルのような物かもしれない。
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スプーンで2杯ほど中身をすくって投入してみたらニンニクの薫りと共にニラ&辛子のようなものが入ってスープの色がかなり変わってしまった。
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これはこれはまるで別のラーメンに完全に変身してしまった。
最初がアッサリスッキリとんこつラーメンだったのがヘヴィーなワイルドとんこつへとの華麗な変貌には驚きと感激を覚えた。
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このニンニクオイルのような物体には危険ドラッグのようなもんでも入ってるんちゃうか?
無心にラーメンに貪りつく自分がそこにはいた。
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だけどそれって逆に言えばスープのベースはやや弱めなコトを意味する訳でこういうモディファイ前提ってのが宮崎流のラーメンと考えるのが正しいのかもしれないのぅ〜。