らをた広島

食べ歩きブログ

大衆蕎麦 荒井屋(中区袋町)親鳥塩焼き

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袋町に新しく開店した大衆蕎麦 荒井屋
看板を見ると「大衆蕎麦 荒井屋 鶏ア酒場」と書いてある。
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市川崑監督の映画「犬神家の一族」からか「新世紀エヴァンゲリオン」風の書体で書かれたのを読むとどうやら東京によくある蕎麦居酒屋みたいな感じを受けるが確かにこの手のお店は広島では非常にレアなのでニッチ狙いとしては面白い発想だ。
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約束の時間より少し早くついてしまったのでメニューをあれこれ読んでみるとやっぱり最初にあるのは蕎麦だ。
もしかしたらランチは蕎麦屋として営業しておられるのかもしれない。
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それと目を引いたのはみやざき地頭鶏みたいな地鶏が大きく書いてあってこちらが居酒屋としての夜メニューのメインになっているようだ。
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焼き鳥屋さん宜しく生キャベツがお通しとしてでてきた。
コースターにはアと書いてあってどうやらこれがこの荒井屋のマークみたいなもんなのだろう。
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生ビールで乾杯!!
壁の張り紙には「定食のご飯、大盛り、おかわり、無料」と書いてあってその横に蕎麦と地鶏と大きく書いてあるのでなんとなくこの店のスタイルが見えてきた。
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魚介系のおすすめメニューにあった「炙り〆サバ」。
これをワサビ醬油で食べるのだが目玉が飛び出るかと思うほど旨いがね。
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野菜サラダを注文したときに炙り〆サバをお代わりしてしまったが今度は違う皿に入って出てきた。
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広島ハーブ鶏の唐揚げ650円とにんにくオイル焼き360円。
この唐揚げは若鶏を使用していて柔らかいのが特徴。
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さてさて夜の部本命の九州バリ硬親鳥塩焼き800円。
「親鳥の中でも歯ごたえ充分な通好み。」と説明されているが本当に炭で焼かれているようで焦げ目で真っ黒になているのが嬉しい。
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これを九州ではあり得なかった柚子胡椒ポン酢で食べるのが新鮮なだけじゃなくこの料理のクセである特有の香りを取り除く効果もあって自分にとっては本場みやざき地頭鶏よりもこっちのほうが好みだ。
鶏そのものの硬さも思ったほどでなくメニューに書いてあるようにバリ硬ってほどでもない。
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アサリの酒蒸しであるがソバだしが使われておりこのまま麺をいれてくれたら極上のソバになるのに〜と思ってしまった。
ラーメンでもいけるかもしれない。
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さていよいよ〆になってしまったが当然のようにソバをいただかなきゃね。
どうやらソバは 広島のうすい中華製であり関東のソバっていうより地元の蕎麦を使っておられるようだ。
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それが決して悪いわけではないしむしろ飲んだ〆の蕎麦だったらこれくらいの個性控えめで良いのかもしれないがランチで食べるならもう一工夫欲しいところではある。
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ただここの蕎麦の値段であるがざるそば、かけそば480円!!!
大して美味くもないのにやたらめったら高額な値段設定が目立つ蕎麦にあってこの値段ならこのソバの出来は立派だと思う。
日本蕎麦×地鶏ってのは全体に相性良いと思うしこの値段ならまた飲みに来たいと思ってしまうわな。