
やってきましたカワサキブース。

ここはなんといってもスーパーチャージャーバイクであるニンジャH2RとH2がどどーんと全面に押し出されており当然ながらヒトが集中している。
広島カープに復帰した黒田博樹に匹敵するまさに目玉中の目玉ではあるわな(笑)

まずは市販車であるニンジャH2であるが1000ccの排気量にスーパーチャージャー加給で200馬力/14.3kgf・mというのは期待された数字からすればやや物足りないが238kgの整備重量からすれば相当に強烈な加速が期待できる。

もしかしたらカワサキはこの先1400ccクラスの4気筒エンジンを徐々にフェードアウトさせこの新たな1000ccスーパーチャージドエンジンにシフトしていくつもりなのかもしれない。
そういう意味からすればこのH2を市販車として発売するってことに重要な意味があるのだろう。

だとしたらこの270万という価格は決してぼったくりってことはないがこれまでのカワサキのまるまる新型ってのを振り返れば発売後暫くはリコールの嵐が心配される(笑)

そしてこちらがそのレーサー版たるニンジャH2R。

川崎重工のマークを鼻先につけていてH2よりも明らかにこちらの方がカッコイイ。
だけどこのレーサーでどのレースにでるのか甚だ疑問だ。

このレーシングマフラーや星形ホイールが市販車に引き継がられなかったのは残念の極みだ。

300馬力以上に216キロの車重は凄いし540万の価格もわからんではないがコレで単なる草レースしか出場できないとしたら石油王とかのコレクションにしかならないんじゃなかろうか?
メーカーとして過給エンジンのイメージを植え付けたいんならレギュレーションにもよるがスーパーバイクなりモトGPに見合う排気量のマシンで打って出たら面白いのにとついつい思ってしまった。
ニンジャH2&H2Rに席巻された感のあるカワサキブースではあるが地味ながら面白いバイクも展示していた。
バルカンSというクルーザータイプだがER-6nのコンポーネントを流用したのであろう650cc2気筒の入門バイクかな?
他にも新型ヴェルシス1000もキワイカラーリングが施されていて頑張っていたがやっぱりどうにも目立たなかった。
そういう意味では今回のカワサキのこのショーでの目的ははっきりしていてわかりやすかったとも言える。

ニンジャH2&H2Rに席巻された感のあるカワサキブースではあるが地味ながら面白いバイクも展示していた。
バルカンSというクルーザータイプだがER-6nのコンポーネントを流用したのであろう650cc2気筒の入門バイクかな?

他にも新型ヴェルシス1000もキワイカラーリングが施されていて頑張っていたがやっぱりどうにも目立たなかった。
そういう意味では今回のカワサキのこのショーでの目的ははっきりしていてわかりやすかったとも言える。