やってきたのは米子市の大通りに面した麺屋 無双。
日曜日の14時の遅いランチだったから昼夜通し営業のこういうラーメン屋は助かるのよね〜。
しかしわかりやすい場所にあるし店の前と横に広い駐車場があって立地条件は最高じゃないの。
時間が時間だったからそんなに混んでいなかったからどどーんと店の真ん前にバイクを置かせてもらった。
店内はけっこう広くて向かって左手壁にズラッとカウンターがあってあとはテーブル席で奥に厨房がある。
自分はひとりだったのでカウンターに座った。
かなりゆったりした造りになっており落ち着けるのは有難い。
メニューを眺めていたら筆頭は鳥取らしく牛骨ラーメンになっている。
「鳥取のソウルフード牛骨スープ！！牛骨ラーメン発祥の地米子から新たな牛骨ラーメンを！！」
と書いてあるので迷わずこれに決定。
他には「ごっつ魚ラーメン」と「Wスープのラーメン」・・・
それにかます煮干しスープのつけ麺といろいろバリエーションがあるようだ。
注文を聞きに来たのは若い女性でどうやら大将に奥様らしき女性に若い女性2人体制でもしかしたら家族経営なのかもしれない。
3分くらいでキタヨ！麺屋 無双の牛骨ラーメン650円。
そうそう！これこれ！こんな風にキレイに済んだスープこそが鳥取牛骨ラーメンなんよね〜。
まるで塩ラーメンみたいだ。
細めの縮れ麺が雰囲気を一層盛り上げてくれる。
細い割にむっちりとした食感があって確かに旨いよのぅ〜。
トッピングで目を引くのはドでかいチャーシュー。
ホロホロのトロトロでかなりのもんだ。
メンマもポリポリと心地よくネギもしっかり辛いのが入れてあってアクセントになっている。
だけどやっぱりこのラーメンの主役はこの個性的な牛骨スープだ。
どうやら基本的に醤油ラーメンということになるらしいが、一言でいえば「甘じょっぱい」日本人のDNAに「旨い」と刻み込まれていそうな本能を揺さぶる味に仕上がっている。
ただこの店の場合はやや表面の脂が強すぎるようでちょっと後半諄く感じられるのが鼻につく。
そのぶん最後までスープを飲み干せなかったが牛骨スープならではの優しさだけではなくパンチも併せ持っていると捉えられなくもない。
時間的に今回は米子市はこの店しか行けなかったが今度はもっと時間を取って米子ラーメンを研究してみたいもんだ。
