らをた広島

食べ歩きブログ

森伊蔵(森伊蔵酒造)

もりい - 12
言わずと知れたプレミアム焼酎でもある森伊蔵
一升瓶の定価3150円に対してネット上でも2万5千円から3万円で取引されており入手しづらい焼酎のナンバーワンだろう。
もりい - 6
かなり敷居の高い森伊蔵ではあるが公式サイトから誰でも申し込むことができしかも電話でコンピュターが当選・落選と決定するというある意味フェアな抽選がなされている。
もりい - 5
噂によればその当選確率はせいぜい5パーセン程度だと聞く。
それが今回何がどう間違ったか2回めの電話で当選してしまった。
もりい - 7
それから1か月後に本当に森伊蔵が送られて来たが賑々しくガムテープが貼られた発泡スチロール製の箱に入っている。
これを開けると和紙に包まれてあったよ!森伊蔵
もりい - 8
これだけ見ると確かにすげー高い酒のような感じはするが自分の場合は定価に送料払ったから1本4000円程度になってはいる。
もりい - 10
一般的な芋焼酎が一升瓶2500円くらいってことを考えると通常でも高いとは思うが森伊蔵酒造に何万も入っているのならまだしもどっかの酒の味なんかわからん中間ブローカーの手に泡銭が渡っているのかと思うと意地でも定価でしか飲むもんかと思ってしまう(笑)
もりい - 9
こんな和紙なんてさっさとひっぺ剥がしてとにかく噂の森伊蔵を飲んでみたい衝動に駆られてしまった。
大袈裟に梱包しやがって・・・って思うがよく考えたら今までこんな和紙に包まれた酒なんて飲んで事ないわ。
これだけ隙間なくビッチリに紙で包むのもなかなかテクニックがいりそうだ。
もりい - 2
裏ラベルに「かめ壺焼酎森伊蔵は、初代より受け継いだ技で、契約栽培のさつまいもを昔ながらのかめ壺でじっくりと熟成発酵させた焼酎です。甘味のあるまろやかな味わいは、蔵元として自慢の焼酎です。 五代当主」とある。
もりい - 11
封を開け実際にロックで飲んでみた。
こと「口当たり」と言うことに関しては他の焼酎の追随を許さないだろう。
「まろやか」って言葉の意味が骨の髄まで理解させてくれる程だ。
もりい - 3
アルコールの刺激なんぞ微塵もなく口腔粘膜に染み入るような感触は官能的ですらある。
その反面芋の存在感はかなり希薄でここまで洗練されると芋焼酎と言うより「森伊蔵」という飲み物と考えたほうが正しかろう。
もりい - 4
それに自分の未開発味覚中枢を刺激してくれる味の複雑さという意味ではやや一本調子とも捉えられなくもなく正直やや飲み飽きてしまう。
確かに芋焼酎の一つの到達点であることは疑いようがないが2万、3万円も出してブローカーから買う価値があるかどうか疑問に思うがだからと言ってホントの定価3千円ソコソコってのも信じられないと言うのが正直な感想だ。