中区八丁堀のちから八丁堀店。
ちからと言えば広島ではうどんやむすびで有名だがここはラーメン専門店。
実際通常のちからにも中華そばはあってそれがなかなかの人気メニューだったらしく、それならば！とラーメン専門店に衣替えしてしまったというお店。
ただ単にそれだけでなく新規にあの一風堂とコラボして新メニューを追加しているのはさすがだ。
店に入るといきなり機械ではない対面式食券販売になっておりそこで注文して先払いになる。
それからそそくさとカウンターに座ってラーメンが来るのを待つ。
比較的早い時間でやってきたよ！ちから八丁堀店の中華そば新元味650円。
にんにくをどうするか聞かれたので少しだけお願いしたけど基本的にとんこつ醬油のいわゆる広島ラーメンのルックスだ。
麺もその法則に則っており敢えて指定はしていないのにちゃんとアルデンテに茹でられたストレート麺。
自社製なのかはわからんがなかなかコシがあって旨し。
だけどナルトはまあ良いとしてもこの玉ねぎトッピングはいわゆる広島ラーメンでは珍しい。
その他に野菜はモヤシに青ネギという鉄板の面々。
もっと珍しいのはホウレンソウトッピングでコイツはおそらく広島ではここだけじゃないか？？
ホウレンソウが合っているかどうかは微妙ながら個性の主張という意味では悪く無いと思った。
実は2年前にここに来て同じメニューを食べたのだが一風堂とコラボしたこの独特なスープのコクというか香ばしさのようなものがやや弱くなったような気がしてならない。
チャーシューにしてもそれは然りでなにも変わっていないのかはっきりは断言できないが全体に力強さみたいなもんが感じられなかったのでニンニクの薫りの漂うラーメンを食べ進めても「コレコレ！！」って印象よりも「こんなだったっけかな？？」という妄想ばかりが膨らんでしまった。
自分の舌が変に肥えてしまっただけなのかもしれないが、劇的に良くなっていてたまげた一風堂とは裏腹になんとなく全体に元気が感じられなかったちから八丁堀店だった。
