らをた広島

食べ歩きブログ

佐藤 麦(佐藤酒造)

さとう - 1
[焼酎の種類] 麦焼酎
[原材料] 麦・麦麹・大麦(オーストラリア産丸麦)
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度 兼八に旨さに感激してすっかり麦焼酎も知りたくなった自分はさっそく佐藤麦に手を出した。
近所のスーパーとかでも値段上乗せされてよく見かけるが定価は1400円程度だ。
さとうむ - 1
720mlの焼酎2本でこれくらいなのでまあ妥当な値段だと思う。
さとう - 2
佐藤といえば「佐藤黒」「佐藤白」というプレミアム焼酎で有名だがあとからこの佐藤麦も追加発売したようだ。
実はこの佐藤酒造に限らず芋焼酎麦焼酎を両方作っている蔵はけっこう多い。
実際芋焼酎の場合は材料であるさつまいもが収穫できる8月から11月までしか稼働できないのでそれ以外は麦焼酎を造って自らのブランドで売ったり他のメーカーにまるごと売ったりしているそうだ。
さとう - 3
当然プレミアムブランドを作り上げた蔵は自分のブランドで売りたくなるのは必然でこの佐藤麦もそういう戦略から生み出されたものなのだろう。
さとう - 4
この佐藤麦のキャップは他の焼酎と全然違ってオリジナリティのあるかなり凝ったものだ。
フタの形状も独特なもので当然これならきっちりと密閉できることだろうし、これだけでも佐藤というブランドのコダワリを感じることができる。
さとう - 5
ロックで飲んでみると兼八は苦手だった犬どもがどういう訳か寄ってきた。
最初に感じるのはやっぱり香ばしさなのだが兼八のようにガツン!とは来ず、ほんわり優しく思ってしまうのはやっぱり白麹によるものなのだろう。
さとう - 6
麦の香ばしさの次にはアルコールによるものなのか甘さが押し寄せて来るんだけど最後はスパッと潔く消えていく。
こういうのをキレが良いと表現するのかも知れない。
辛さは殆ど感じないので何処と無く男性的な兼八に対して女性的なタッチをこの佐藤麦からは感じる。
どちらにしてもかなりハイレベルな麦焼酎である事は間違いなさそうだ。