らをた広島

食べ歩きブログ

侍士の門(太久保酒造)

さむらい - 7
[焼酎の種類] 芋焼酎
[原材料] さつま芋(黄金千貫 財部を含む大隅半島産)・米麹(白玉米)
[麹] 黒麹
[割水] 悠久の森 (株)クリンエコ財部研究所
[蒸留方法] 常圧蒸留
[アルコール度数] 25度
さむらい - 6
ラベルの右側に「薩摩(いも)の皇帝」と書かれ中央に銘柄名の「侍士の門」その右肩に「旧酎」ラベルの左側には「源流カメ仕込み」と書かれている。
さむらい - 9
そして裏ラベルには、
「旧薩摩の重い扉が現代(いま)開く
暗雲渦巻く歴史の中から
時空移動(タイムスリップ)の如く蘇り
酔うごとに謎と封印が解かれる
激動の時間(とき)のみが過去を知っている。」
と書かれている。
さむらい - 2
この焼酎の最大の特徴は原料となっている170年前に栽培されていた「白玉米」が復活させて麹米として使用していることに尽きるだろう。
さむらい - 8
さむらい - 10
この「白玉」という米については、170年昔、薩摩日向で「白玉」という香り米を栽培していたという史料が残っているそうで封緘の「薩摩」と「日向」の文字はこの「白玉」のことをイメージしていると思われる。
さむらい - 11
さむらい - 3
賑々しい封印を破り開栓すると想像していたより甘い香りがする。
コンセプトである「170年前の侍が飲んでいた焼酎」というのには程遠い現代風のそれに若干の違和感を覚えた。
さむらい - 4
実際にロックしにて呑んでみるとこれはもう相当に洗練されており黒麹とは思えないくらいだが黒麹の艶やかさはしっかりと発揮している。
芋の風味は控えめながら爽やかに甘く感じられいわゆるプレミアム焼酎であるこは直感的に理解できる。
さむらい - 5
同じ黒麹の伊佐美と飲み比べてみたがこと洗練度に関しては侍士の門が数段上で焼酎初心者や女性までもターゲットにできるだろう。
異論はあるとは思うが「黒麹仕立ての魔王」と言うのが最も分かりやすい表現になるかもしれない。
さむらい - 1
ただ気になるのはそのコストで720mlで2000円近いってのは逆立ちしても高いと言わざるを得ないわな。
さむらいの - 1
美味いのは美味いのだがこんな箱に入ってくるのはなんとなく嬉しいがその分のコストアップも考えるともう少しなんとかならんかと思ってしまった侍士の門だった。