らをた広島

食べ歩きブログ

山猿(尾鈴山蒸留所)

やまざる〜 - 1
[蔵元] 尾鈴山蒸留所
[焼酎の種類] 麦焼酎
[原材料] 大麦(ニシノホシ)・大麦麹(黒木本店2号酵母
[麹] 白麹
[蒸留方法] 常圧蒸留 蒸留後2年間熟成
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尾鈴山蒸留所というのは黒木本店の別蔵で芋焼酎「山ねこ」、米焼酎「山翡翠」、そして麦焼酎「山猿」を生産している。
漫画「美味しんぼ」にも紹介されそのどれもがプレミアム焼酎となっているようだ。
やまざ - 6
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「尾鈴山蒸留所は、山深い森の中にあって、谷川と緑の木々に囲まれた自然環境豊かな焼酎蔵です。谷あいから湧き出してくる水と、自家農園「蘇る大地の会」で栽培された原料と、自家培養による独自の酵母を用い、恵まれた自然環境の中で安全安心な原料を使用した味わい深い徹底した手造りの焼酎造りを行っています。」
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本格的な焼酎造りだけではなく材料のリサイクルまで考えられたある意味先進性のある蔵を目指しているようだ。
それだけに「本物感」がひしひしと伝わってくる。
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キャップの封印には山猿のイラストだろうか??
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封印を外すと今度はこんなイラストが。
なかなか面白いギミックが仕掛けてある。
やまざる - 1
さて肝心の値段であるが720mlで税込み1327円だったからやや麦焼酎としてはさすがに高めの部類に入る。
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さてロックにして呑んでみるとこれがまた不思議な味わいだ。
さすがに2年間の熟成期間が効いているのかもしれないがバニラのような甘い香りがする。
よく麦焼酎を麦チョコといったような表現を使うが実際にはチョコレートのような甘さは感じないのがほとんどだがこの山猿には独特な甘みがあってある意味コイツこそホンマの麦チョコなのかもしれないと思うようになった。
やまざ - 1
麦を焦がしたような香ばしい香りがむんむんするといったわかりやすい特徴があるわけではないが麦を煎って大事に醸したようなそんな滑らかな口当たりに高級さすら感じられてしまう。
そういう意味ではあの黒木本店のプレミアム焼酎の一角を担う資格があるなと思わされてしまった山猿だった。