叙寿苑 呉店(呉市中通り)
やってきたのは呉市の中通り2丁目。
このあたりはいわゆる飲み屋街からは少し離れた場所ってことになるのだろう。
叙寿苑 呉店。
叙寿苑って言ったら大昔に広島の流川でこんな名前の焼肉屋に連れて行ってもらった記憶がある。
いわゆるバブルの頃の高級焼き肉店だったと記憶しているここはそのチェーン店ってことかどうかわからないがけっこう昔からここで営業しているような気もする。
今回は初めて店内に入ったのだがさすがにその期待を裏切らない呉にしては珍しく落ち着いて静かに呑んで食べることのできる焼肉屋のようだ。
ほぼ全室個室になっており最新式のロースター完備でこれなら服や髪の毛が煙臭くなるってことはありえないようなその装備に昔のバブルの香りを感じてしまった。
メニューを見てもいろいろランク分けはあるが基本的には値段は高めで入った後からここがどういう店か理解できてきた。
当然コレで肉が硬かったり不味かったりなんてしたら暴れてしまうのでその値段に見合った内容になっておりスタッフのサービスもしっかり行き届いている立派なもの。
ホルモンも安い店のような歯が折れそうになって実質丸呑みってのじゃなくてとっても柔らかく味も上品だ。
ほぼ間違いなく全てが和牛で賄われておりサッと焼くだけで舌の上で肉が溶けていくようだ。
キレイドコロと3人で食べているのだが確かに旨いがこんなに調子に乗って注文して大丈夫なんだろうか?
ビールが進んでしまうのが焼肉のいけないところだがこれだけとろけるような肉の連続だとそれに一層の加速がついてしまいついち酔っ払ってきてしまった。
最後はお約束の韓国風冷麺で〆たのだがおっさん2人に女性1人でしめてジャスト3諭吉!!
値段の張るものが旨くて当たり前ってことなのでマニア的にはつまらない展開なのだが人生、たまにはこういう道楽みたいな瞬間もあっても悪くはないかな(笑)