黄金安納(種子島酒造)
何気なしに近所のスーパーをうろうろしていたら酒売り場のおばちゃんに呼び止められて売り込まれてしまった黄金安納。
たいした知識もなしに限定だからと奨められるがままに買ってしまった。
なんでも年2回の限定販売ですぐに売り切れてしまうらしい。
900mlで1200円だからそれほど高いわけじゃない。
だけどどこの馬の骨かわからんものを買ってしまったのはそのおばちゃんの口車が上手かったのだろう。
さてそんな黄金安納だがどんな芋焼酎か調べてみた。
「安納芋とは・・・?
安納芋とは、紫芋と共に種子島の芋を代表するさつまいも。高水分で、焼くとまるでクリームのように ネットリとした食感、生の状態で16度にもなる糖度で人気が非常に高まってきた。時間をかけ て上手に焼くと糖度が40度前後にもなる。」
「白豊芋とは・・・?
白豊芋(しろゆたかいも)は糖度が大変高く、甘くて大変美味しいさつま芋で、主に種子島で栽培されている。種子島の土壌には豊富なミネラルが含まれており、この土壌のおかげで種子島産の白豊は糖度が高くなる。 」
種子島酒造㈱の自社農園で大切に育てた「安納芋」と、種子島特産の「白豊芋」をブレンドし安納芋の程よい甘味と華やかな香り、白豊芋のまろやかですっきりとした飲み口が特徴の芋焼酎。
なるほど、これはなかなか手の込んだ芋焼酎のようで鉄砲伝来とロケットの島種子島産に拘っているようだ。
さっそくロックで呑んでみると確かにトロンと甘い香りで芋の存在感はかなりのものだ。
ガツンと来るっていうよりゆっくりしっかり芋の風味は立ち上ってこれは芋芋しいの焼酎が好みの向きにもじゅうぶん満足できてしまうだろう。
呑み口は柔らかく優しいし雑味・辛味はほとんど感じられないのでマイルドだが芋らしい、甘口な芋焼酎好きにはたまらないだろう。
この内容なら1200円が非常に安くなってくる。
次にまたスーパーで見かけたら即買い間違いなしだな。