創新柳麺 健美堂(東広島市)黄金牛骨柳麺~HIKARI~
東広島市の広島大学の近く、ゆめたうん学園店のそばにある創新柳麺 健美堂。
マンションの1階部分が通り抜けになっていて数軒のテナントが入っている。
「そうしんりゅうめん けんびどう」と読むらしいがイタリア料理店サーレ・エ・ペペがランチの時だけ創新柳麺 健美堂というラーメン屋になると考えればわかりやすい。
だからこの創新柳麺 健美堂とサーレ・エ・ペペは同じ店で、しかもランチのラーメン屋は今のところ期間限定(今回は12月12日〜18日)のようでこのフェイスブックで告知をしているようだ。
ラーメンのメニューは5種類で牛骨の「HIKARI」、鶏ととんこつの「UMI」、「Bejipota」、とんこつ塩の「Yobimodoshi」、これに味噌ラーメンもあるようだった。
店内はいかにもイタリアンレストランといった趣で洒落ていて基本的にラーメンはカウンターで食べさせることにしているようだった。
初訪麺はメニュー筆頭というセオリー通りに一番上に書いてある黄金牛骨柳麺~HIKARI~680円をお願いした。
大将一人で切り盛りされているのだが注文の時「女性・老人に合わせて麺の量が少なくなっているので男性だったら大盛り(+200円)をおすすめします。」と言われたがノーマルでお願いしたのだった。
麺が独特でどこの麺かわからないが、なんていうがまるでパスタのようだ。
角断面の太麺でこんなの初めてでこれには面食らった。
最初はテールの肉が入っているのかと思ったが食べてみるとスジ肉のような食感でどっちかというとおでんを連想してしまった。
柔らかいのは良いのだがラーメンとの相性を考えると臭みのようなモノを感じてしまいイマイチだった。
牛骨スープっていうと甘辛いのを予期していたのだがこれは牛テールスープって感じで上品な洋風スープと思ったほうがわかりやすい。
そのスープに対してこのややぼそぼそ、モサモサした食感のこの太麺はやっぱり違和感ありありだ。
もっと一般的な麺にするかこれだけの淡麗スープだったらもっと細い麺でも良いかもしれない。
着眼点としては悪くはないのだが得意教科と不得意教科が混在しているような一杯で柔らかな口当たりなのに統一感という意味ではややバラバラな印象がつきまとう。
自分は牛テールスープが大好きなのだがもっとそっちの方向に振ってくれたら面白いのにと惜しく感じた。
確かに大将が言われるとおりに量が少ないので店内連食をしようと決意したのだった。