麺や のぉくれ(柳井市余田)限定きのこ拉麺
やってきたよ!麺や のぉくれ。
開店時間の11時ジャストに着いたのにもう既に何人か先客がいるのが凄い。
今日の目的はハッキリしていてこの数量限定のきのこ拉麺を狙ってやってきた。
少し前に山口拉麺維新2015コンプリート賞の限定黒かしわらーめんのデキがあまりに傑出していたのであのらーめんの指揮をしたのぉくれ大将の限定ラーメンとなれば、そのエキスが少しでも味わえればと願ってしまうのだった。
相変わらず客数に関わらず提供までの時間が短いのには舌を巻くがすぐにキタヨ!麺やのぉくれの限定きのこ拉麺700円。
麺はびっくりするほど黄色でこれまでとは明らかに違ってる印象を受ける。
このきのこ拉麺で何がしかテストでもやっているのだろうか??(笑)
しかしさすがはきのこ拉麺と銘打っているだけあって相当なきのこがぶっこんである。
自分はきのこの種類なんてわからないが4種類くらい形の異なるのがとにかくゴロゴロして嬉しくなってしまった。
こうやって麺を持ち上げると必ずと言って良いほどきのこがついてきてくれてその名に恥じないその「きのこっぷり」はさすがのぉくれだ。
チャーシューは香ばしく炙ってあってこのあっさりスープにコッテリ感をうまくアシストしている。
そんな夥しいきのこに紛れるようにパプリカが入っていてこれが色合いだけじゃなくちゃんとアクセントとして機能させているセンスがその辺のラーメン屋と大きく違うところなんだろう。
丼の中で一番大きなきのこがこれだが下手すりゃチャーシューと見間違いそうな存在感に圧倒される。
もしかしたらきのこは炒めてあるのかもしれないがそれぞれの持ってる旨味がしっかりと感じられる。
麺を食べても食べてもきのこの方が数が多いように全然減っていかないのには笑えてしまう。
しかし基本的に塩ラーメンのスープだと思うがきのこの旨味が大量に混入しているために何のスープか実に判定しにくい。
とうとう最後は麺が全部なくなってきのこだけが残ったがその量たるやこのままきのこスープをして前菜に出されてもそのまま通用しそうなポテンシャルがあると感じた。
このまま全部飲んでしまおうかとも思ったがこの日はもう一軒の予定だったのでぐっと自制してこのへんで勘弁してやった。
それにしてもこの複雑な素材を見事にまとめるのぉくれ大将の実力はますます異次元に領域に突入しているのは間違いないのだろう。
これからの展開も目が離せない。