らをた広島

食べ歩きブログ

さつま寿(尾込酒造)

ことぶ - 3
「さつま寿」
製造蔵:(株)尾込商店(鹿児島県川辺郡川辺町)
原料:コガネセンガン
麹:米麹(白麹)
ことぶき - 1
一升瓶で税込み2211円というのはかなり安い値段設定ということができるだろう。
ことぶ - 2
「このさつま寿を造る尾込商店は、昭和14年創業です。
現在、3代目となる尾込宜希氏が中心となり、小量ながら高品質、芋の風味が溢れる味わいを追求してします。
地元川辺で愛されてきたさつま寿は、地元レギュラー焼酎ながら流通量が少なく、県外ではあまり見かけることはない芋焼酎です。
しかしながら、その味わいは、芋焼酎好きを唸らせ高い評価を得ています。
香りは、焼き芋のような甘味と凝縮した香り、少し焦がしたような香ばしさが魅力です。
価格は、地元向けとして非常にリーズナブルです。」引用
ことぶ - 4
しかし黄色で統一されたラベルはなんというは良く言えばレトロだが悪く言えば地味で古めかしい。
ことぶ - 6
まあいわゆる「レギュラー焼酎」という位置づけになるのだろうがそれでもかなりの実力があると聞いて購入した。
ことぶ - 5
瓶詰めしたのは今年の2月のようだから一応新酒ということになるのかな。
ことぶ - 1
さっそくいつものように常温ストレートで呑んでみた。
そもそも開栓した時の薫りが強い。
これはもしかしたら最近のすっきり系のタイプではなく昔ながらの濃厚系かな?と期待が高まる。
呑んでみるとどっしりとした骨太な甘い味わいがあってイモ臭さ炸裂だ。
アルコールの刺激もそこそこあるが決して下卑た味ではなく円やかで後口のキレは素晴らしい。
なるほどこれはいわゆる芋焼酎好きにはたまらんだろうし芋焼酎初心者にもこれを飲めなくはなかろう。
あのイエローのラベルはそういうコトを言いたかったのかと納得した次第である。
値段を考えればこれを普段呑みの焼酎として常備できるってことだからこりゃ幸せなことだと実感する。