らをた広島

食べ歩きブログ

ミャンマー食堂(佐伯区五日市)ミャンマーヌードル

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五日市のコイン通りに新しくできたミャンマー食堂
名は体を表すじゃないがもはやそのものずばりの店名ではある。
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ソフトバンク五日市中央店からもう少し造幣局に行ったところにあるがビルの奥まった1階にあるのでわかりにくいかもしれない。
確かこのテナントは中華だったりラーメン屋、うどん屋だったりとコロコロ変わっているように記憶しているが今回はミャンマー料理店になったというわけだ。
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ミャンマー料理と聞いてピンと来るものはハッキリ言って何もない(笑)
それどころかアウンサンスーチーさんくらいしかミャンマーに対して知識がない。
ちょっと調べてみたらタイとインドの間にある海に面した国のようで中国とも国境を接していてどことなく山奥にあるようなイメージを持っていただがどうやら間違いだったようだ。
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店内に入ると女性のスタッフさんが出迎えてくれて案内されたのは自動券売機。
さすがにこれじゃ何頼んで良いかわからないと伝えると先にテーブルに通されてメニューを持ってきてくれた。
ラーメン屋ならまだしも夜専のしかも馴染みのないミャンマー料理に入店してサクサク自販機で注文できる客なんているんだろうか?
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この日はさすがに一人ではなくよっしーと二人で行ったのだができるだけミャンマーらしい料理を食べてみようということになり結局このメニューを自動券売機の前まで持って行って見ながら注文したのだった。
因みに店の中はカウンターはなくテーブルと小上がりにテーブル2つと奥に個室があるようだった。
ホールの女性の他に現地の方のような男性2人の3人体制。
そしてミャンマー料理はタイの隣国らしく辛い香辛料が入ったのが基本らしい。
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まずでてきたのは生ビール350円!!ってこれ安ないか??
しかも基本的にビールも焼酎も日本酒も一部を除いて全部350円ってのは飲む人にとって相当に魅力的ではある。
そしてこの突き出しはエビの辛い味噌あえのようなもので最初はそうでもないが食べてしばらくするとじわじわ辛さが押し寄せてきてビールのつまみには最高だ。
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よっしーが注文したココナッツつけ麺500円なのだが寒い時期はこんな風につけ麺ではなくラーメン風になっているそうだ。
これは全く辛さがなく量は少なくてスープはもろココナッツミルクで麺がいわゆる中華料理店のそれでなんだかちぐはぐさが目立ち、もしかしたら本来のミャンマー料理ではないのかもしれない。
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ぎょうざ350円。
ハッキリ言って餃子はそこらへんで売ってる普通のやつだがタレが2種類あって赤いのが辛いトマトペーストで黒いのがナンプラーとニンニクになってなかなか楽しめる。
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突き出しででてきたエビとコーン、じゃがいもと鶏を煮込んだようなのが3つはいったよっしーが注文したおつまみセットC300円。
ほとんど辛くなかったのだが、こうなると辛くないとなんとなく満足できないようになってきた。
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これも辛くない料理だったが豚足スープ300円と豆とよっしーのトマトのサラダ380円。
どちらも未体験でつかみどころのない味付けでなんというか旨いのか不味いのかわけがわからんのよ。
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そこで本日の主役登場!ミャンマーヌードル500円。
さすがメニュー筆頭だけあって気合が入っていて辛いのが平気ならこのラーメンに別皿になっている辛そうなのを直前にいれて食べるんだそうだ。
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味見もしないでどかっと全部放り込んで完成!!
今まで嗅いだことがない不思議な薫りが漂ってきて本命感がビシビシ伝わってくるようだ。
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麺を引っ張りだしてなんじゃこりゃ!!テカテカの平べったい麺にびっくりした。
食感は見た目通り柔らかくてもしかしたらこれって米粉でできてんのかな?
スープは辛いのは辛いが安い一味唐辛子のように暴力的な辛さじゃなくあとかわじわじわ染み入るように押し寄せてくる独特なもの。
それに何がいれてあるのかさっぱりわからんが複雑で奥行きのある味としか表現できない。
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麺は手造りなのかこんなきしめんみたいな太いのまで入っていて更に驚かされた。
そうこうしてこのミャンマーヌードルを食べているとパリパリもやし350円の温かいスープがやってきた。
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これがそのパリパリもやし本体になるのだがどっからどう見てもモヤシには見えない。
しかもこの不思議な野菜をこの温かいスープに浸して食べるのだそうだ。
ひとことで言うと酸っぱ辛いこれも初体験の味でしかも対して味付けに寄与しないスープに浸す意味も理解できないがこれはこれでビールにはよく合うことは確かだ。
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よっしーが注文した焼きビーフン500円にピリ辛卵380円。
今日のよっしーは逆神だったようで注文したメニューはことごとくミャンマーらしさがなかった(笑)
一方ピリ辛卵はだいぶ慣れてきたこれぞミャンマー料理って感じの「甘い&辛い」の味付けになっておりインパクトも充分でビールのおつまみとしては最高だ。
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いよいよ〆にと逆神よっしーが怯んだので自分が選んだのはチキンカレーではなく野菜カレー500円。
するとたまげたことにライスは別売になっており150円のライスをよっしーが買ってくれた。
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このライスが思い切り全力のタイ米でここまで長細い米は初めてだがそのパラパラさはホンマに半端ない。
これまで同様に複雑怪奇な味のルーにスープカレーのようにライスをスプーンの乗せて浸して食べるのだがそれほど辛くもないがなんとも不思議な〆になってしまった。
最初は自分とよっしーだけだったが気が付くとお店の方の知り合いのような大勢の年配の方々が小上がりのテーブル席で宴会やってると言うこれまた不思議な光景が繰り広げられていた。
自分は安さにも負けて生ビールを4杯呑んでしまったが二人で腹いっぱい食べておそらく6000円行ってないんじゃなかったかな。
それと安くて明朗会計なのは有難いが追加注文するのにいちいち自動券売機でチケットを購入しなきゃならんのは面倒だしもう少し融通を利かしてもええんじゃなかろうか?
ランチをやっておられないのが残念だがミャンマーヌードルを中心に組み立てるとなかなか楽しめるミャンマー食堂、滅多に出来ない体験が可能なので個人的にはオススメです。