らをた広島

食べ歩きブログ

山元麺蔵(京都市左京区岡崎)鶏ささみ天うどん

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やってきたよ!京都!
息子とバイクでツーリングまでは良かったのだが京都って大型バイクで走るの大変なんよね。
なんせ道はガタガタでしかも狭いし意外に上り下りがあるし大型バスは多いし駐禁厳しいしね。
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山元麺蔵
開店時間にやってきたにも関わらずこの凄い行列ってどうよ!
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連休だしある程度は覚悟していたがどうやら最初から3時間待ちのようだ。
せっかくだから並んでやるかと決意したらお店のヒトが出てきてアメやお茶、果ては日傘まで差し入れしてくれる「おもてなし接客」はちょっとないだろう。
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スタッフが並んでる客の名前を控えてしかも注文も聞いてくれるので、割り込んだりインチキしたりする不届き者がでないようなシステムになっているのは嬉しい配慮だ。
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14時になってやっと入店したからマジで3時間ならんだのは自己最長記録だな(笑)
通されたのはカウンター席。
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すぐに運ばれて来たのはまずはうどんと薬味のネギだけで天ぷらは揚がり次第くると説明された。
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なるほどこれが3時間も待たされたうどんかいな。
確かにカツオの香りが凄まじく只者ではないことはこの時点でも感じられる。
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うどんはいわゆる讃岐のブッといタイプではなくコシよりしなやかさを追求したような舌触りではあるがこのうどんがそれ程凄いとは思わないのよね〜。
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そうこうしていたら鶏ささみ天ぷらが運ばれてきてこれで完成!鶏ささみ天うどん990円。
ちょっとどころじゃなくかなり強気の値段設定だ。
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非凡なのはこのダシっていうかスープのようで相当に濃厚なかつおだしなのだがおそらくは無化調か微化調で旨みが多いのはよくわかるのだが最初はなんだかぼやけた印象を受けてしまった。
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そしてこの鶏ささみ天ぷらも塩味をワザと抑えてあってこれだけ食べても劇的な柔らかくて旨いのだがもう少し味付けが欲しくなるように調節してあるようだ。
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だからどうしてもこのスープを天つゆかわりにしてしまうのは当然の顛末なのだが天ぷらなのにあまり脂が浮いてこないのはどうしてなのだろう。
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スープに浸された天ぷらはジャストな味付けを纏ってしまうので更なる旨みを発揮してスープは徐々に適度な脂を天ぷらから受け取るので濃厚さに加速するといったもしかしたら相乗効果みたいなのがあるんかな。
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息子が注文した赤い麺蔵スペシャル1185円。
これは辛い味噌スープに餅やタマゴ、それにごぼう天が入るのだが変わったうどんというよりももはやラーメンに近いように感じた。
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カウンター席なので厨房が丸見えなので観察していると通常のうどんのように麺を茹でてダシを大鍋からぶっこんでるんじゃなくて、ラーメンのように常温のダシを小鍋で温めてスープのように一人前ごとに丁寧に調理されているのがわかる。
天ぷらは客が座ってから揚げているしこりゃ恐ろしく手間がかかる作業をやっているようだ。
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後半になってくるとこのスープの真価がいよいよ発揮されてくるようで最初のぼやけた感じは吹き飛んで圧倒的なカツオの旨みにすっかり魅了されてしまう。
ラーメンでもこの手の手法はあるが大量の魚介からダシを取るとえぐ味の同時に出るものだがどうしたらこんなにカツオの濃密な旨みだけを抽出できるのだろう。
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それと麺の量が普通よりかなり多めのようなので後半のお楽しみタイムが長く続くのでこれもこのうどんの評価をアップさせているように感じる。
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トドメは杏仁豆腐のサービスでデザートがオマケでついてくるなんてどこまでやってくれるんよ。
でも杏仁豆腐って中華だよね?(笑)
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凍ったおてふきサービスまであるなんてここまできたら至れり尽くせりだわ。
余談になるが息子との写真までスタッフが撮影してくれて感謝の言葉も無いくらいだ。
3時間待ちってのはいろいろ感じる部分は確かにあるがそれ相応の内容と云わざるをえない。
もしかしたらここの大将は元ラーメン職人?そんでスープには鶏も使ってる?と一瞬思ってしまった山元麺蔵だった。