焼肉きんぐ 広島井口店。
宮島街道沿いのわかりやすい立地に広い駐車場があっていかにも資本系の業者がやりそうな雰囲気がある。
以前は確か回転すし屋さんで休日には行列が外からも見えていたが飲食業界の栄枯衰退を見るようで今度は丸源ラーメンを全国展開する会社がやっているようだ。
階段を上がって中に入ると名前を書くようになっていて入り口で順番を待つ。
この日は娘と初めて訪れたのだが休日ということもありお客は多い。
ちなみにこの焼肉きんぐ 広島井口店では土日祝日だけランチをやっているようでこれを狙ってやってきた。
自分が見る限りカウンターはないようで全部がコンロ装備のテーブル席だ。
驚いたのは回転すしに習ったタッチパネル方式による注文だ。
オッサンの自分はこういうのにあまり慣れていないので完全に怯んでしまったがこういうのが得意な娘のお陰で助かった。
彼女は自分の食べたいものをサクサク注文している。
これがメニューなのだがまああれこれいっても食べ放題1980円（100分制限）だ。
過度な期待は禁物なのはよくわかっている。
タレは3種類あってそれぞれがわけて楽しめるように配慮されている。
さっそくウインナーと鶏ももタレが運ばれてきたよ。
厚切り豚バラにロースのタレ。
このロースがしっとり旨いのよ。
ここで熟成白菜キムチがないとね！
そして焼き野菜の乗り合わせ。
ご飯も注文してこうしてロースを乗っけて食べると極楽なのだがビールが欲しくなってしまう。
だけどクルマで来ているしアルコールは別料金になるのでここは我慢しておかわり自由のルイボスティーやマテ茶、或いはコーヒーを飲んだのだった。
王道炙りカルビの塩。
これが薄いけどでかくてかなりのもんでびっくりした。
これもご飯にあうあう！
辛味噌を焼肉のタレに混ぜるとピリ辛になって断然旨いコトを娘が教えてくれた。
またこの辛味噌がご飯にあうことも・・・
塩タンは豚ながらこんなに旨いの知らなかった。
それにこれも豚だがハラミ。
鶏の皮とナンコツ。
まだ高校生の娘だがこういうのを喜んで食べるようでは将来的に酒呑み女になるのはほぼ間違いないんじゃないかと思わせる（笑）
鶏ももスパイシーとタンをダブルで頼んでやがる。
この当たりから自分はそろそろ腹8分を超えてきたという自覚があったのでそろそろ〆に向かうことにしたが娘の食欲は留まるところを知らずガンガン注文している。
炙りカルビのタレ。
これも大きくて嬉しいよの〜。
ここのコンロは火力がかなり強いのですぐに焼けるのは良いが肉が網にくっついて焦げてしまうのだが店員さんが注意してくれて何度も交換してくれるのは有難いサービスだ。
ナムル盛り合わせと〆のさっぱり冷やしそうめん。
これはどうやっているのかわからんが注文してすぐに出てきた割にはそうめんにコシがあって旨くてびっくりした。
フルーツゼリーにバニラソフト、娘は杏仁豆腐で完全にデザートタイムに突入だ。
サービスも店員をよく訓練されていて悪くないのだがモノによっては注文してもなかなか来なかったり、ホルモンやらキャベツサラダやら確かに注文したハズなのになかったことになっていたり、やや不可解な部分もあった。
タッチパネル式注文機を導入して食事制限時間を設けているのなら迅速に運んできてくれないとお客にしてみたらなんとなく焦ってしまうわな。
だけど内容は税抜き1980円（幼児無料・小学生半額・シニア300円引き）とは到底思えない充実ぶりで一昔前の安かろう不味かろうの食べ放題焼肉とはかなり変化しているのを実感することができた。
故意の食べ残しがあると別料金取られるようだから一気注文は禁物だが大食漢を連れて行くにはオススメです（笑）
