創新柳麺 健美堂(東広島市西条)黄金廣島藻塩柳麺~Setouchi~
広島大学の近くにある創新柳麺 健美堂(そうしんりゅうめん けんびどう)。
駐車場はないのかと思ったらこの黒い軽のワンボックスが大将のクルマでこの後ろに1台ほど駐められるようだ。
このお店の公式サイトによるとここの大将「加藤隆二さん、「ねぶかラーメンMONGOI」の初代店長として店を立ち上げ、その後東京の人形町にて新広島ラーメンを定着。中華やイタリアンのシェフを経るもラーメンに対する気持ちは誰よりも熱い。」とあるので15年くらい前、安佐南区山本にあったあの「ねぶかラーメンMONGOI」の大将のようだ。
今日はこの新メニューたる黄金廣島藻塩柳麺(おうごんひろしまもしおりゅうめん)という長い名前のラーメンを食べに来たのだがこの店のラーメンのネーミングはどれもこれも長ったらしくて覚えられん(笑)
少しだけ待ってからキタヨ!創新柳麺 健美堂の黄金廣島藻塩柳麺~Setouchi~880円(税別)。
以前訪麺した時にはスープに麺が置き去りにされているイメージだったが今回はどうだろう?
おおおお!麺が全然変わっとるがね!
どこの麺かはわからないが表面ツルツルの食感はもしかして昔のねぶかラーメンMONGOIの時の麺によく似てるような感じもする。
おそらく鶏がベースと思われるが非常に上品な澄んだスープはほとんど油が浮いておらず海人の藻塩を得てハイレベルな重層的スープの塩ラーメンとして成立させている。
脂身のほとんどない鶏チャーシューもこういうアッサリ系ラーメンにベストマッチでよく計算されている。
白ネギのほかに三つ葉もすっきりしていて店内の雰囲気同様に女性がターゲットであることを意識させてくれる。
タマゴは煮玉子ではなく普通の半熟タマゴだけどこの方がこのラーメンのコンセプトにはむしろ良いのだろう。
スープと麺のマッチングが良いので後半にかけても飽きることなくグイグイ引き込まれる。
6月から麺大盛りが無料になったのでどうしようか迷ったがノーマルにしておいてもう一杯食べるコトを決意したのでスープもこのへんで飲まなかった。
麺をチェンジしていよいよ本格的にラーメンを始動させた創新柳麺 健美堂、やっぱりその実力は相当なものだ。