
またしてもやってきてしまったよ!二代目もんごい亭。
今年のように暑い夏にはやっぱりこの手の冷たい麺類が食べたくなってしまう。


ここ二代目もんごい亭は毎年のように冷たいラーメンを期間限定で世に問うて来たが、特に今回の爽涼鰹そばが突き抜けたデキになっとるんじゃないの?

さて少し待たされてからやってきたのは二代目もんごい亭の期間限定メニュー爽涼鰹そば730円。


なんとも涼し気な器に入っているが透き通った宗太鰹スープはおそらくは鶏がベースになっていると思われるが、これがうどんダシ風になっていない所が素晴らしい。

麺は幅広でビロビロした食感の多加水麺はヌメヌメとして歯ごたえより食感優先である意味快感ですらある。


トマトにカイワレもこの冷たいラーメンに辛味と酸味と彩りを添えている。

冷たいラーメンの欠点は、やはり冷たいスープにしたことにより香りに乏しいことでここらへんを補う意味でもこの手の低温調理された牛肉の力強さは必須になってくるだろう。


ネギの代わりにトッピングされているのが新鮮な玉ねぎでこの辛さは全体をピリッと締めあげる効果を発揮しており大いに存在感がある。


レモンは添えられているだけでスープに酸味はほとんど感じられない。
濃厚な牛肉のチャーシューはなんだか洋食のようでその鮮烈な赤さも旨さの演出に一役買っていそうだ。

ここまでしっかりとカツオのダシを感じさせながらもちゃんとラーメンとして成立させている事で最後まで食べ飽きることない。
これはなかなか出来る技ではないと思われるが年々レベルを上げていくもんごい亭の夏限定の冷たいラーメン、もう今から来年のデキが楽しみになってしまう(笑)