
やって来たのは高知県須崎市の橋本食堂。
須崎名物の鍋焼きラーメンはこれまでも何度も食べに来ているのだがこの橋本食堂が日曜・祝日定休なのでずっと訪れることができなかった。


この旅、たまたま平日にここに来れたので迷わず突撃!
店の前と少し離れた場所に駐車場を確保している。


有名店ではあるが平日の12時過ぎだって言うのに待ち客がかなりいてびっくりした。


15分くらい待たされてから入店。
店内はかなり広くテーブルがたくさんあって奥には座敷まである。


同行した息子が注文した鍋焼きラーメン特大770円が先にやってきた。
それにしてもこりゃ確実に2玉はいっとるね。

そして自分の橋本食堂の鍋焼きラーメン並550円。
さすがは鍋焼きだけあってスープがグツグツ言ってる。


夏に鍋焼きラーメンなんて想像しただけで汗だくになってしまいそうだが、最初にスープに沈んでいる生たまごを見つけて箸で潰すらしい。

すると半熟になったタマゴが上手く絡んだ真っ黄色の麺が出現!!


そうそう!!
このコシがあって最後まで伸びない麺こそがこの鍋焼きラーメンにベストマッチだ。


基本的に鶏ベースの醤油ラーメンがこの須崎の鍋焼きラーメンのホントの姿とも言え、あっさり目のスープに好感が持てる。

チャーシューっていうか親鳥がそのまま切ってぶち込んである。
おそらくはこの肉にはもう旨味は残っておらず全部スープに旨味を吸い取られているように感じる。


その分、スープは素晴らしいデキになっており醬油由来のコクも申し分ない。


脂分もそれなりにあるのだが後半になっても諄くならないのはもしかしたら鶏だけのスープなのかもしれない。


特大をぺろりと余裕で平らげた息子は勢いに乗ってご飯(中)220円を追加注文し即時にライスインして雑炊に。
確かに旨そうではあるがおっさんである自分には到底食べられない。


鍋焼きラーメンと同時に提供される沢庵(もう2切れほど食べているから最初は5切れ提供される)は口直しに有効で特に後口はこれ以外には考えられないほどだった。
さすが須崎の鍋焼きラーメン最強店、橋本食堂、完全に脱帽です、参った。