だし道楽(呉市吉浦町)太かすうどん
呉から広島へ向かう国道31号線沿いにあるだし道楽。
目立つ場所にあるし駐車場もたっぷりなので見逃すことはまずないだろう。
ここのウリはズバリかすうどん。
「かす」とは牛の小腸を揚げたものでかすうどんは大阪が元祖と聞いている。
入店すると自販機が出迎えてくれるがメニューで一番目立つのは細うどんのかすうどん600円。
まあ呉と言えば細うどんだからどうしてもこうなるわな〜。
だけど自分はココでは常に太かすうどん600円!!
要は細いうどんではなく太めのうどんが使用されているタイプだ。
理由はカンタンでこっちのほうが麺にぐにゅ〜とした独特のコシがあって旨いから。
柔らかい麺を好む呉の地元民にも合わせるために特有のうどんを使っているようだがこれが格別なのよ!
そしてコレが噂の「かす」。
正式には油かすというそうでホルモン由来の旨味と歯ごたえがたまらない逸品。
そしてココが呉のうどんらしくとろろ昆布とワカメが入っているのが泣かせる。
かすを脂で揚げてあるので時間が経つとまるで天ぷらうどんのように油分がダシに浮いてきてこってり感を運んでくる。
そしてここのもう一つのウリがこのアゴと呼ばれるトビウオを使ったダシだ。
ハッキリとはわからないが昆布とこのアゴだしだと思うが、イリコダシに慣れた瀬戸内の人間には非常に鮮烈だ。
この日は寒かったのも手伝ってついつい全部だしを飲み切ってしまったがそれだけの魅力がこのスープにはあるのだろう。
それにしても時々発作的にこの太かすうどんが食べたくなるのはなぜだろう?
もしかしたら知らない間に中毒患者になってしまったのかもしれんな〜(笑)