
安佐北区可部南の海とトリトン。
海のトリトンなら知っているが、この看板を見る限りキャラが微妙に異なっている(笑)


どことなく胡散臭さを感じる店名なのだがそれにしても非常にわかりやすい立地に広い駐車場は典型的な郊外ラーメン店だ。


資本系なのか個人店なのか知る由もないが店内も広くて奥に厨房があって大将一人に女性スタッフが4人もいるがね。


ここは広島では非常にレアなベジポタつけ麺を食べさせてくれるお店だと聞いてやってきた。
ベジポタ=ベジタブル・ポタージュの略で要は野菜をポタージュ状にしてスープに混入したタイプの事でこれまで自分の長いラーメン人生でもたった一度しか食したことがない。


しばらく待ってやって来たよ!海とトリトンのベジポタつけ麺 鶏キャロット800円。
鶏キャロットって言うくらいだからニンジンがぶっこまれているのは間違いないのだが色からして明らかにオレンジになっている。

麺は太の全粒粉麺でこのまま麺だけ食べてみたがコイツはよくデキていて、つけ麺にする前から期待に胸が膨らんでしまう。


今度は麺をつけダレにどっぷりと浸してから食べてみるとニンジンっぽさはほとんどなく鶏の旨味が支配的でしっかりコシのある太麺とあいまってなかなか旨いがね。


チャーシューはイマドキ流行りの2種類が並んでいてこりゃどうみてもどっちも鶏肉じゃなかろうか?


最初は「ニンジン推し」なのかと思っていたがこれはダブル鶏チャーシューも含めて完全な「鶏推し」つけ麺であることがだんだんわかってくる。


コリコリのメンマとなんと春菊が乗っているというなかなかヒネリも効いた面白い鶏キャロットつけ麺は最初、麺がびっくりするほど大盛りだと思って嬉しくなっていたがしっかり上げ底仕様になっていたのだった(笑)

最後にスープだけ飲んでみたがこの鶏キャロット、ポタージュ状になったニンジンのお陰で超高粘度になっていてペースト寸前だ。
だから麺にしっかりまとわりつくてくるので非常に満足できるデキになっていると思う。
オリジナリティも含め、なかなかどうして予想した以上だった海とトリトンのベジポタつけ麺だった。