煮干しと豚(南区段原)にぼぶた
段原に新しく開店した煮干しと豚。
段原の大通りに面しているが駐車場はないので注意が必要だ。
2016年の12月27日に開店したようだが開店3日間は約半額セールにになっている。
まあそれも嬉しいのだが年末年始確実に開いているって思ったので29日にここにやってきた。
開店時間に到着したがもう数人並んでいる。
あの「もんごいらーめんのセカンドブランド」と書いてあるので期待が持てる。
自分が予想したよりも行列が短かったので並ぶことにしたが20分くらいで入店できた。
メニューはピリ辛で野菜たっぷりまろやか豚骨の「にぼぶた」、煮干したっぷりでクリーミーな塩とんこつの「にぼぶた塩」の2本立てで要は醬油味と塩味になっているようだ。
メニュー筆頭にある「にぼぶた760円→400円」。
「にぼぶた」と言うからには豚骨ベースでこれに煮干しが入っているって事なのだろうがあまり煮干しの香りは立っていない。
麺を引っ張り出してみるとオドロキの平打ち麺で食べてみるとコシがあるとい言うよりもプラスティッキーな食感だ。
スープは唐辛子のピリ辛ではなくコショウに頼った辛さが強くトンコツの濃厚さはじゅうぶんなのだが煮干しはどこいったかわからんし、これだと万人向けというより中途半端な印象がある。
もんごいお得意な低温調理法になるチャーシューは最初はレアであるがスープに浸っている部分はだんだん煮えてくるのでリアルタイムで味の変化を楽しむことが出来る。
野菜はたしかにこんもり入っているのだはネギ良いがちゃんぽん風のキャベツに、広島ラーメン風のもやし・・・
挙句の果ては博多ラーメン風のキクラゲとスープ同様コンセプトがブレブレだ。
広島の魚介系ラーメンの雄、もんごい系列が放つ豚と煮干しに期待が大きくなりすぎてしまったのは認めるがそれにしてもあまりにも冒険がなさすぎる60点主義な仕上がりに肩透かしを食った「豚と煮干し」だった。
定価のほぼ半額で食わせて貰っておいてこんな言いぐさも無いとは思うが、こうなったらとにかく「にぼぶた塩」が気になるわな。