歩いていこう(中区国泰寺)醤油らーめん
久しぶりにやってきたよ!歩いていこう、この日は自転車だけどね(笑)
元々あまりにも不定期営業だし去年は醤油ラーメンやとんこつ醤油ラーメンになっていたりと店主の気まぐれでそのメインメニューがコロコロ変わるという困ったお店。
だからこの日もどうなるのかわからんが取り敢えず行っちゃえ!精神で開店前に行って待っていた。
すると何事もなく開店、お店に入ることが出来たが自動券売機を見ると「醤油らーめん」「塩らーめん」の文字があるじゃないの!
・・・ってことはあの「弥七」譲りの鶏白湯ラーメンが食べられるってこと??
少し待っていたらキタヨ!!歩いていこうの醤油らーめん700円!!
おおお!これは紛う方なき鶏白湯スープの歩いていこう本来のラーメンじゃないの!!
血湧き肉躍るのをグッと押し殺して麺を持ち上げると「そうそう!!コレコレ!!」と口走りたくなるグリグリの自家製麺。
最初からうっとりさせてくれちゃうじゃないの!
半分だけ入っているタマゴはひっくり返すと少しだけ色がついているからもしかしたら煮玉子なのかもしれないがそれでもほんのり優しく味付けしてあるのだろう。
中華鍋で丁寧に温めていた大きなチャーシューもトロットロで大して噛まなくても口の中で溶け、その濃厚で力強さも健在だ。
しかし最近、鶏白湯スープを謳うラーメン屋があっちこっちに乱立しているのだが、広島においてやっぱりこの歩いていこうのスープを凌駕するお店に出くわしたことがないと思っているのは自分だけではないだろう。
一見、非常にシンプルに見えながらもじっくり丁寧に作られたのが伝わってくるディテールもこのラーメンをより高級にしているのに役立っている。
まあ大将にいろいろ問題があるのは確かなのだが自分にとってはこの孤高の鶏白湯は何者にも代えがたい存在であることは認めざるを得ない事実のようで、今回も呆気なく脱帽し完食を許してしまった。
さすが歩いていこうの鶏白湯、その魔力にどうやっても決して抗えないだす!