
またもやってきたよ!ぶっとび亭。
この日はよっしーとバイクで開店前に到着したのだがもう既に何人か待っておられた。
その中の数人がこのブログの読者で声をかけていただきありがとうございました!!


すると大将が張り切っているのか開店時間を繰り上げてくれて10時45分くらいに店が開いた。
開店と同時に半分以上が埋まる大盛況だ。


「ご飯物はちょっと時間がかかる」と話していた割にはラーメンよりよっしーが注文したシソ生姜味玉丼が先にやって来たじゃないの(笑)。
しかも前回付いていなかった漬け物まであるやん。

そうこうしてたらキタヨ!濃厚煮干しバラそば840円。
通常メニューのバラそばは濃厚スープではなくノーマル煮干しスープで提供されるらしいが、今回は大将がこの仕様でだしてくれた。

いつものカネジン食品の全粒粉麺はコシがしっかりあって旨いのだがこれだけクセのある濃厚スープならもう少し太くても悪くないかもしれない。


連食した前回と違い今回は空腹時に濃厚煮干しスープをどう感じるかをテストしたくてこっちを選択したのだが、やっぱり煮干しの旨みとエグミのバランスが今一歩なのは間違いないようでカイゼンの余地がありそうだ。

今回のは脂身がかなり入ったチャーシューをスライサーで薄切りにしているようだがこってりチャーシューと煮干し満載のスープの相性は悪くない。


デッカイメンマはいつものように柔らかくて箸休めとしては最高だ。
だけどここまでコッテリスープにコッテリチャーシューの組み合わせはだったらもう少し野菜トッピングでの清涼感が欲しくなってくる。


しかしこのラーメンのそもそものベースはトンコツなのか鶏なのか或いはその両方なのかさっぱりわからんところがサスガと言えばサスガだ。
この手の重層的なラーメンを造らせたらやっぱりこの大将はかなりのセンスを感じさせてくれる。


ただ彼が香港へ旅立ってしまった5年前と現在では比較にならないくらい日本のラーメンそのもののレベルが上っており、以前ほどのサプライズやスペシャライズを感じないというのもまた事実だ。
ノーマルの煮干し中華そばにはキラリと光るものを感じるがこっちの濃厚煮干しそばをどういう風に仕上げていくのか注意して見守って行きたい。
